「イセザキ・モール1・2St.」横浜の風情ある商店街を散策しよう!
横浜市|【更新日】2024年12月4日

ハマの繁華街として栄えた伊勢佐木町。「イセザキ・モール」は、当時の面影を残しつつ、新しさも感じられる商店街です。
今回は「イセザキ・モール1・2St.」で、イセブラを楽しんできました。
目次
ブルースが聴こえる!?新旧店舗が軒を連ねる商店街
伊勢佐木町といえば!あなた知ってる~港ヨコハマ~♪
ステンドグラスをはめ込んだウェルカムゲートが、一際目立ちます。こちらが、「イセザキ・モール」です。
2024年、伊勢佐木町は町の誕生から150年を迎えました。「イセザキ・モール」には、昔懐かしいハマっ子御用達のお店から新しいお店まで。バラエティ豊かな店舗が軒を連ねています。
ところで伊勢佐木町と聞くと、何を思い浮かべますか?
個人的には、やはり「伊勢佐木町ブルース」でしょうか。つい口ずさんでしまいます。
有名人御用達のお店も!変わらない風景にホッとする
ハマの不夜城「イセビル」。伊勢佐木町を見守り続けた
栄華を誇った「イセビル」。貫禄のある佇まい
まず注目していただきたいのが、商店街の入口にある「イセビル」です。
なんと竣工は1926年。横浜大空襲を乗り越え、伊勢佐木町を見守り続けてきました。
ハマっ子お馴染みの崎陽軒。横浜グルメを召し上がれ
かつては、麻雀倶楽部や高級ネクタイ店などが入居していた「イセビル」。
「ハマの不夜城」として賑わいを見せていたそうです。
現在は1階に、横浜定番のグルメ「崎陽軒」が入っていました。
歴史あるショップを横目に。イセブラを楽しもう!
待ち合わせの定番スポット。昔から変わらない風景
では、銀ブラならぬ「イセブラ」を始めましょう。まずは1丁目からスタート。早速目に入ったのが、「有隣堂」です。
商店街の中でも一際目立つ赤い外観。昔からハマっ子の間では、待ち合わせ場所としても利用されていたんだとか。
「ゆず」の歴史もここから。ファンにはお馴染みの場所
「有隣堂」の向かいには、洋館のような佇まいの「カトレヤプラザ伊勢佐木」があります。
横浜松坂屋の跡地で、横浜生まれのアーティスト「ゆず」がデビュー前に路上ライブをしていた場所としても有名です。
有名人にも愛される。レトロな空間でティータイムを
キラキラの看板がインパクト大。老舗グルメを召し上がれ
上を見上げると、黄金の看板が輝いています!こちらは、カステラの名店「横濱文明堂」です。
店内にあるレトロな喫茶店「ル・カフェ」では、手焼きのカステラや、どら焼きの皮を使用したスイーツなどが楽しめます。
ゆずの北川さんが行きつけのお店だそうで、ファンにとっては聖地といえるでしょう。
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テンション上がって飲みすぎ注意。繁華街らしい賑やかさ
ハシゴ酒もできちゃう。ワイワイ盛り上がろう!
では、「イセザキ・モール」2丁目に突入です。繁華街らしく、居酒屋が並んでいます。
横浜スタジアムが近いからか、野球観戦の後に飲みに来るお客さんが多いのかもしれませんね。テンションが上がって飲みすぎないように、注意が必要です。
16年の時を経て。哀愁漂うメロディーに聴き入る
懐かしいメロディー。心もほっこり癒される
まるで電話ボックスのようなこちらは、「からくり人形時計」です。
1978年にイセザキ・モールに設置された、「からくり人形時計」。故障によりしばらく動いていませんでしたが、2021年に16年ぶりとなる復活を遂げました。
人形たちが動き出す!精巧な造りに釘付け
30分おきに時計から聞こえるのは、どこか哀愁が漂うバロック調の音楽です。農夫や神父をかたどったブロンズ像も、音楽に合わせて動き出します。
懐かしい音色に、聴き入ってしまいました。
人々が紡いだ150年の歴史。ノスタルジーを堪能しよう
伊勢佐木町に昔からある商店街、「イセザキ・モール1・2St.」をご紹介しました。
長い歴史の中で、時代に合わせて変化し続けてきた「イセザキ・モール」。かつての賑わいを残しつつ、新しさも感じられます。
今回は1丁目~2丁目までをご紹介しましたが、商店街は6丁目まで続いているので、時間をかけてじっくり巡るのもおすすめです。
ハマの歴史を感じられる「イセザキ・モール」で、散策を楽しんでみてはいかがでしょうか。
「イセザキ・モール1・2St.」へのアクセス
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【住所】神奈川県横浜市中区伊勢佐木町1丁目
【営業時間】店舗により異なる
【公式サイト】https://www.isezaki.jp/
※掲載時の情報です。最新の情報は公式サイトをご確認ください。