アジア初!フィジー×沖縄の魅力を味わえる店を訪ねて古宇利島へ
今帰仁村|【更新日】2024年10月24日

今帰仁村から、車で橋を渡って気軽に行ける古宇利島(こうりじま)では、近年ハイセンスなカフェが続々オープン。
中でも個性的な一軒が、今回ご紹介する「Airandoフィジーレストラン(アイランドフィジーレストラン)」。
“アジア初のフィジーレストラン”というパワーワードに、興味は高まるばかり!
結論から言うと、「今度は家族も連れて来よう!」と再訪を誓った素敵なお店だったので、必ずチェックしておいてくださいね♪
目次
一歩入れば、そこは異国の島・フィジー!
全席オーシャンビュー!高台に建つレストランへ
上り坂の途中で、ひときわ目を惹く建物を発見
古宇利島(こうりじま)は、沖縄県北部・今帰仁村(なきじんそん)の北東側に位置しています。
「Airandoフィジーレストラン」があるのは、道路の両サイドにコバルトブルーの海が広がる古宇利大橋(こうりおおはし)を渡ってすぐに右折し、そのまま道なりに進んでいった先。
ピーコックブルーの建物や風になびくフィジー国旗を目印にすれば、簡単に見つけることができますよ。
駐車スペースも広々。美景を予感させる佇まいです
外から建物を見上げてみると、ぐるりと2方向に窓が設けられた造りになっているのが分かります。
さぁ、中からは一体どんな景色が見られるのでしょう…?
ガラス張りの店内に待つのは、期待を裏切らない眺め!
どこに座っても、海が見える特等席♪
「Bula(ブラ)〜♪(フィジー語で「こんにちは」)」と元気な挨拶で迎えられて、目に飛び込んできたのは、180度パノラマオーシャンビュー!
幾重ものグラデーションが重なる海の上に、全長約2キロメートルの古宇利大橋がすっとのびる姿は、まるで絵葉書のような美しさです。
窓に映る青い海に、時間を忘れて魅入ってしまいます
スパイスの香りに包まれながら、“古宇利ブルー”に輝く海にうっとり…♡
注文の品が運ばれてくるまでの時間さえも、ここでは楽しみのひとつになっています。
オープンテラスの席&展望スポットもお見逃しなく!
天気のいい日は争奪戦になりそうなテラス席
カウンターテーブルやクッション席を配した席は、潮風も心地よくて開放感たっぷり。
こちらの店では、公式LINEや電話にて席の予約が可能です。
もし古宇利島へ訪れるのが決まっていれば、利用しない手はありませんよ♪
この贅沢な島景色は、来店した人だけの特権!
さらに屋上テラスは、写真を撮るのに絶好の場所。旅の記念に、みんながうらやむ一枚を残しちゃいましょう♪
看板メニューは「フィジーシュリンプカレー」
フィジーの国民食!異国の香り漂う自慢の逸品
フィジー人シェフが腕によりをかけてつくる絶品カレー
「フィジーシュリンプカレー」は、元々はシェフ未経験だったオーナーのエディさんが、料理上手な母・スマンさんからレシピを教わり、試行錯誤を重ねて完成。
沖縄とフィジーはどちらも海産物が豊富ということで、エビを使って仕上げています。
実はフィジーは、イギリスの植民地時代に移住してきたインド系住民の影響から、本格的なインド料理を味わえる国。
インドからの移民の5世であるエディさんの実家では1日3食カレーが出てくるほど、よく食べられているのだそうです。
ひとくち味わうと、もう手が止まらなくなる美味しさ!
マスタードシード、クミン、自家製カレーリーフ…と、約12種類のスパイスが溶け込んだルウは、さらっとなめらかな食感で、ピリ辛クリーミーな味わいがクセに。
注文を受けてから焼くエビも、ぷりぷりで香ばしいです♪
ちなみに今回の取材中、フィジーでは「手を使って食べること」が習慣と知り、私も挑戦してみることに。
コツを教わりつつ、お皿が綺麗になるまで夢中で食べきっちゃいました!
もちろん、どなたでも手で味わってOKとのこと。
手を使うと一層美味しく感じられるかもしれません。
よりフィジー人気分に浸ってみたい方は、一度体験してみるのも面白いですよ♪
お店のファンになった貴方を喜ばせるスペシャルなお土産
オリジナルのレトルトカレーは自宅でのお楽しみに♪
もし完食後に「このカレーが、次の沖縄旅行までお預けなんて耐えられない…!」と思った方は、Airandoの味を再現した「フィジーココナッツチキンカレー」を購入するのをお忘れなく♪
旅の後も思い出の味を楽しめるのは嬉しいですね。
幸せの島の空気に触れて、元気をもらおう♪
フィジアンスマイルが素敵な仲間たちがおもてなし
フィジーの伝統衣装・Sulu(スル)でお出迎え
フィジー出身のオーナーシェフ・エディさん&沖縄出身の真美さん夫妻、フレンドリーなスタッフさんの笑顔に癒される「Airandoフィジーレストラン」は、2019年にオープン。
エディさんが沖縄で暮らすことになったのは、社会人留学生だった真美さんとフィジーで出会い、出産を機にふたりで帰沖を決断したのがきっかけです。
エディさんはそれまで勤めていた航空会社を辞め、日本語も全くできない状態から、沖縄で第二の人生をスタートさせたのだといいます。
サトウキビやゴーヤーなどが栽培されていることや、海の美しさ、人のあたたかさなど、似ている点がとても多いフィジーと沖縄。
そんな中、古宇利島の景色を目の当たりにしたことで、「この地でフィジーの魅力を発信していけたら」と考えるように。
内装デザインをはじめ、空間づくりはセンス抜群のエディさんが主導し、ふたりで力を合わせて開業準備を進めていきました。
当時、フィジー料理専門店は、日本国内・近隣アジアを探してもここ以外になかったことから、“アジア初”でオンリーワンのお店が誕生したのです。
フィジーにどっぷり魅了されたら、お土産もぜひ♪
エディさんがセレクトしたお土産コーナー
店内の一角に並んでいるのは、現地・フィジーから取り寄せているという、ちょっと珍しい品々。
いつもとはひと味違ったお土産をゲットできますよ。
カラフルな一着を着れば、気分上々♪
リゾートウェアのデザインも華やかで、旅のテンションをグンと盛り上げてくれるはず。
ほとんど1点ずつしかないので、お気に入りを見つけたら即買い必至です!
現地で作られているオーガニック石鹸もオリジナル
ころんと可愛い石鹸も、なんとエディさんの母・スマンさんの手づくり。
天然素材から生まれた石鹸は、高い保湿効果が期待できるとリピーターの間で評判です。
沖縄とフィジーの両方を旅した気分に♪
「Airandoフィジーレストラン」には、今回ご紹介した「フィジーシュリンプカレー」以外にも、「フィジーアイランドチキンシチュー」や「フィジーのロティタコス」、トロピカルドリンクにスイーツなど、気になるメニューはまだまだたくさん。
料理メニューはテイクアウトもできるので、島内のビーチなどで味わうのもおすすめです。
眺望、料理、空間、どれをとってもお客をハッピーにしてくれるこの店を訪れれば、とびきりの満足感を得られること間違いナシですよ♪
「Airandoフィジーレストラン(アイランドフィジーレストラン)」へのアクセス・基本情報
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【住所】沖縄県国頭郡今帰仁村古宇利294-1
【問い合わせ(電話番号)】0980-56-5211
【営業時間】11時~Lo.18時30分
【定休日】無休(臨時休業あり。来店日がお決まりの方は事前予約がおすすめ)
【駐車場】約10台
【公式SNS】https://www.instagram.com/airando_fijicafe
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