骨までほろほろ!小田原ひもの専門店で「金目鯛のひつまぶし」を堪能
小田原市|【更新日】2024年7月17日

小田原の干物専門店といえば、文久三年(江戸時代)の創業から実に150年もの歴史を誇る「山安」。
箱根方面への観光ドライブ定番コースにある「ターンパイク店」では、干物の購入だけでなく、レストラン施設「山安食堂」で出来立ての定食を味わうことができます。
目次
ドライブ中に目を引くインパクト抜群の建物
「グッドデザイン賞」受賞歴も
おしゃれな美術館かと思いきや、なんと干物専門店
そそり立つ木の柱が抜群の存在感を放つ「山安 ターンパイク店」。ドライブ中に気になっていたという人も多いのでは。
2021年に「グッドデザイン賞」を受賞したというこの建物の1階に干物直売所、2階に「山安食堂」があります。
平日もランチどきは満席
奥には家族連れも安心のテーブル席が
平日のランチどきに伺いましたが、店内は満席で待機列もできるほどの人気ぶり。席数はそれほど多くないので、休日であれば開店直後か、時間をずらして訪れるのがおすすめです。
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名物「金目鯛のひつまぶし」を実食!
加圧調理した金目鯛は骨までほろほろ
金目鯛の切身がどどんと!
「山安食堂」では炭火焼きの干物定食やアジフライ定食など、山安ならではのお魚定食を提供。
その中でもひときわ豪華な看板メニュー「金目鯛のひつまぶし」をいただきました。
骨まで食べられるなんてびっくりです
加圧調理された金目鯛にしゃもじを入れると、その柔らかさに驚き!皮も骨もほろっと崩れて、丸ごと食べることができます。
ご飯をお茶碗にうつし、まずはそのまま一口。淡白な身とご飯に炊き込まれた旨みが、噛みしめるごとにじゅわっと広がります。
薬味やお漬物で味変も楽しい!
二杯目は薬味を加えて。しその爽やかな香りと、海苔のパリパリとした食感が、さらに上品なアクセントに。
その日によって変わるおばんざいも箸休めにぴったりで、どんどんご飯が進みます。
熱々のお出汁を注ぐと、スルッといけちゃいます
最後はお出汁をかけてお茶漬けスタイルで。魚のアラや煮干し、昆布などでとった、香り豊かな金色に輝くお出汁です。
お重に入ったご飯は量が多く感じられましたが、お茶漬けにするとサラッと食べやすく、あっという間に完食!
鰻のひつまぶしなどと比べてさっぱりとしているので、夏バテ気味の方も食欲がわいてきそうな逸品でした。
小田原に来たら、ひと味違うお魚ランチを
ドライブ中に立ち寄るのはもちろん、早川駅や箱根板橋駅から歩いて行くことも可能。
早川エリアでは海鮮丼が定番ですが、何通りもの食べ方が楽しめる「金目鯛のひつまぶし」も、負けず劣らず思い出に残るランチになりそうです。
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「山安食堂」へのアクセス
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【住所】神奈川県小田原市早川3丁目3−3 干物の山安 ターンパイク店2階
【駐車場】あり
【営業時間】
11:00~15:00(ラストオーダー14:30)
土日祝 11:00~16:00(ラストオーダー15:30)【定休日】木曜日 ※年始は休業あり
【お問い合わせ(電話番号)】0465-20-1137
【公式サイト】http://himono.org/shop/shop-turnpike.html
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