小田原で創業130年超!老舗かまぼこ店の人気No.1は「かまぼこチーズケーキ」
小田原市|【更新日】2024年7月19日

相模湾の新鮮なお魚、丹沢箱根山系の豊かな湧水に恵まれ、10社もの老舗かまぼこ店を有する小田原。今回はその中から、明治25年(1892年)創業の「鈴松蒲鉾店」をご紹介。
昔ながらのこだわりの製法を守りながら、「かまぼこケーキ」などのアレンジ商品も生み出し、小田原かまぼこの魅力を幅広く発信しています。
目次
小田原かまぼこがプリプリでおいしい理由とは
魚本来の旨みを生かす職人技
「すずまつ」の看板が目印です
小田原駅東口から徒歩15分に位置する「鈴松蒲鉾店」。
「かまぼこ通り」と呼ばれるこのエリアはかまぼこ店や干物屋、飲食店が立ち並び、平日は今晩のおかずを求める地元の方々、土日は食べ歩きを楽しむ観光客で賑わいます。
詰め合わせのほか、レジ横には地元の方向けの小分け商品が
創業以来のこだわりは、保存料を一切使用せず、良質な白身魚本来の旨みを生かす職人技。
卵アレルギーの方も安心して食べられるよう、卵白不使用のかまぼこ、ちくわ、はんぺん、さつま揚げを製造しています。
こちらは昔ながらのかまぼこの製造工程です
5代目社長の増井洋光さんは、店舗2階の工場で毎朝4時半から、200~300kgもの仕込みを1人でこなしているそう。
スーパーで気軽に買えるかまぼことの違いは、お魚と水分の比率。
魚の含有量が高いからこそ、ぷりっと弾力があり、タンパク質などの栄養素もたっぷり含まれた小田原かまぼこならではのおいしさが実現するのです。
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おすすめ商品紹介!人気No.1はかまぼこチーズケーキ
迷ったら揚げかま詰め合わせや伊達巻を
お魚の形のかまぼこがかわいいですね
バラエティ豊かなラインナップの中で、お土産として人気が高いのはこちらの「揚げかま宝箱」。
3種類の揚げかま(野菜・イカ・プレーン)が楽しめるお得な詰め合わせです。
お正月以外にも食べたい伊達巻
お正月の定番の伊達巻は、毎年行うアンケートを参考に味をアップデートし続け、5~6年かけて今の程よい甘さにたどり着いたそう。
この伊達巻を気軽に味わえる「伊達巻切り落とし」は即完売の大人気商品!運良く遭遇できたらぜひとも味わいたい逸品です。
メディアで話題の新感覚スイーツ
お魚パッケージは社長の娘さんが考案したそう
最近テレビ番組で相次いで取り上げられた影響で、人気No.1に躍り出たのが「小田原焼(かまぼこケーキ)」。
30年ほど前、伊達巻があまり得意ではなかった当時の工場長が、お魚の臭みを消すのにクリームチーズを組み合わせてみてはどうかと試したことがきっかけだったそう。
さっぱり淡泊なお味で罪悪感なし!
スプーンですくうとプリッと弾力があり、マイルドで香ばしいクリームチーズの風味が口の中に広がります。
夏は半解凍で食べるのもおすすめ。タンパク質もとれるスイーツは罪悪感が少なくて嬉しいですね。
揚げたてかまぼこの食べ歩きも
磯天かまぼこは1枚でお腹いっぱいになりそう
そしてかまぼこ通りといえば食べ歩き!「鈴松蒲鉾店」でも食べやすいカップ入りの焼きちくわや、ボリュームたっぷりの磯天かまぼこなどを揚げたてで提供しています。
変わり種は小田原焼を揚げた「揚げかまチーズケーキ」。フレンチトーストのように外カリッ、中フワッな食感をぜひお試しあれ。
おいしくて体に優しいかまぼこ食べ比べを楽しもう
「揚げかま宝箱」などは小田原駅構内の売店でも販売していますが、本店ならではの品揃えを見ると目移りしてしまいます。
最近は「かまぼこケーキ」目当てに遠方からも観光客が訪れるそうですが、ぜひシンプルな板かまぼこやちくわも食卓に取り入れて、小田原かまぼこのおいしさを堪能してみてくださいね。
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「鈴松蒲鉾店」へのアクセス
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【住所】神奈川県小田原市本町3丁目11−26
【駐車場】あり
【営業時間】9:00~16:00
【定休日】火曜日・土曜日
【お問い合わせ(電話番号)】0465-22-2228
【公式サイト】http://suzumatu.o.oo7.jp/
※掲載時の情報です。最新の情報は公式サイトをご覧ください。