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AGARIHAMA BREWERY(アガリハマブルワリー)|沖縄クラフトビールの新星現る! 県産素材を用いたオンリーワンの味で乾杯♪

与那原町|【更新日】2024年4月18日

AGARIHAMA BREWERY(アガリハマブルワリー)|沖縄クラフトビールの新星現る! 県産素材を用いたオンリーワンの味で乾杯♪

クラフトビールといえば、「craft=手しごと、工芸」という言葉が入っているとおり、小さな規模で職人がこだわりを持ってつくるからこそ生まれる豊かな味わいが魅力。

近年、全国各地に続々とクラフトビールの醸造所が誕生していますが、沖縄も例外ではありません。

今回訪れた「AGARIHAMA BREWERY(アガリハマブルワリー)」は、プレオープン期間中にも関わらず、国内最大級のビアコンテストで早くも賞を獲得したという注目の一軒!ビールじょ〜ぐ〜(大好物)の方、必見ですよ♪

目次

地域活性の起爆剤に!与那原町初のクラフトビール醸造所

“今だけ”のわくわく感を楽しめる店内

AGARIHAMA BREWERY_沖縄

実はまだプレオープン真っ只!

ウワサのブルワリーがあるのは、沖縄本島南部に位置する与那原町(よなばるちょう)の中でも、のどかな海辺の景観が広がる東浜(あがりはま)エリア。

2023年8月よりプレオープンしている「アガリハマブルワリー」は、外装や内装、メニューなどを試行錯誤しながら、日々アップデート中なのだとか。グランドオープン(日にち未定)に向けて、お客も一緒に店を育てていく感覚を味わえるのは、今だけの楽しみです♪

好奇心旺盛な方はぜひ醸造所内部へ!

工場長のガイドが付くかも⁉︎醸造所内の見学OK♪

AGARIHAMA BREWERY_沖縄

気さくに何でも答えてくれた瑞慶覧工場長

「アガリハマブルワリー」が誕生することになった最初のきっかけは、地元飲食店有志の「ビールをつくりたい!」という声が集まったことから。そこから中々進展がない状況で立ち上がったのが、コンサルティング事業をはじめ、地域や事業所のさまざまな困りごとの解決に尽力する「株式会社YUKAZE」でした。

工場長の瑞慶覧(ずけらん)さんは、それまで東京で食品小売業に携わっていたところ、同級生であり友人の「YUKAZE」代表の谷さんから、「やってみない?」と声をかけられ、未知の世界に飛び込むことに。クラフトビール醸造研修へ参加したのが2023年夏と、想像以上にスピーディーな展開のお話に、びっくりです!

AGARIHAMA BREWERY_沖縄

麦芽を入れたタンクを混ぜる様子などを見られることも

瑞慶覧工場長のこだわりは、「自分が好きなビールを造る」こと、そして「分かりやすくて飲みやすい味にする」こと。ビール造りを始めて間もない分、お客と一番近い感覚で美味しいビールを追い求められるのが、ここの最大の強みとも言えますね♪

ツウにはたまらない、ライブ感満載のテーブル席あり

AGARIHAMA BREWERY_沖縄

醸造工房が目の前のテーブル席が一番の特等席⁉

ひと声かければ、醸造所内の見学OK!瑞慶覧工場長や與那城(よなしろ)店長が、接客の合間をぬって案内してくれますよ♪(当日の混み具合により、対応が異なりますので予めご了承を)

タイミングが良ければ、モルトの香ばしい匂いが店内中に漂う仕込み日や瓶詰めの作業日など、リアルタイムでビール造りの様子を見られるチャンスも…!

自慢のクラフトビールをチェック!

鮮度抜群の状態で飲める幸せを堪能♡

AGARIHAMA BREWERY_沖縄

タップ(注ぎ口)から注がれる瞬間の高揚感たるや…!

さぁ。工房を見学したら、実際にビールの味を確かめてみましょう!

カウンター席からは、ずらりと並んだ銀色に輝くタップハンドルが見えて、ビール党であれば早くも心がウキウキ、そわそわ…♪

ビール造り歴7ヶ月で金賞獲得した傑作の一杯

AGARIHAMA BREWERY_沖縄

まずは、王道アメリカンスタイルからどうぞ♪

乾き切った喉を潤す最初の一杯に指名したいのが、「SUNRISE PALE ALE(サンライズ ペールエール)」。

こちらは、日本国内から毎年数多くの銘柄がエントリーする「ジャパン・グレートビア・アワーズ2024(Japan Great Beer Awards 2024)」において、ファーストバッチ(初醸造の貴重なビール)で出品し、見事金賞に輝いたお墨付き!

シングルホップで醸造した王道のペールエールは、「かなりシンプルに仕上げた」という瑞慶覧工場長の言葉通り、気づけばすぐにグラスが空になるほどゴクゴク飲みやすく、万人に愛される味わいですよ♪

パンチの効いた苦味がお好きならコチラを!

AGARIHAMA BREWERY_沖縄

「GAJYUMARU WIPA」は愛好家にも好評!

「GAJYUMARU WIPA(ガジュマル ダブルアイピーエー)」は、糸満市(いとまんし)の農家の元で育てられたサトウキビを、幹のままの直接タンクに入れるという面白い試みで誕生した挑戦的な逸品。

度数が高めの一杯は、ガツンとした苦味の奥にほんのり独特の甘みが感じられ、ひとくちで「おっ‼️」と、思わず瞳孔が開くような飲みごたえになっています。

地元素材との融合をじっくりその舌で感じて

AGARIHAMA BREWERY_沖縄

トロピカルテイストビールは、どんな料理にもぴったり

さらに沖縄県産パイン果汁入りの「AGARIHAMA IPA(アガリハマ アイピーエー)」をオーダーすれば、旅気分が最高潮に盛り上がるはず。

このほか、ローカルならではの期間限定モノに出合えることもあるので、飲み比べを楽しむのも。例えばこの日のタップリストに載っていた「今帰仁マンゴー IPA(ナキジンマンゴー アイピーエー)」には、本島北部・今帰仁村(なきじんそん)の「金城マンゴー農園」より、十分に美味しいながらも、台風などで小さな傷がつき規格外となったマンゴーを仕入れて使用。マンゴー感がはっきりと出ていて贅沢な風味を楽しめますよ♪

ビールと料理のペアリングを満喫しよう

ビールの美味しさを引き立てるフードも妥協ナシ!

AGARIHAMA BREWERY_沖縄

オリジナルタコスとビールの相性は、言わずもがな

店内では、同町内にある人気店「洋食タロウ」がプロデュースした絶品肉料理や、店長次第で内容が変わる「採れたて野菜グリル」など、フードメニューも提供。

イチオシの「アガリハマタコス」は、スパイスで旨みを引き出したポーク、地元で仕入れた新鮮野菜、チーズ…と、沖縄県民が大好きな組み合わせで作られたひと品です。「フルーツサルサ」、「ハラペーニョソース」、「ブルーチーズソース」の3種類から好みのソースをチョイスして召し上がれ♪

AGARIHAMA BREWERY_沖縄

ウチナーンチュ気分で“ビーチ飲み”するのも楽しい♪

または、ボトルを購入して、瑞慶覧工場長おすすめのスポット「西原きらきらビーチ」でプハ〜ッ!…なんていうのもいいですね♪ 

県内各地のスーパーなどで調達できるウチナー天ぷらには、爽快な飲み口の「AGARIHAMA IPA」を。肉料理には、「GAJYUMARU IPA」を合わせるのがおすすめですよ。

ハンドルキーパーの方は、宿に戻ってから楽しんでみてくださいね。

いつもと違ったビール旅を楽しんでみては?

次なる展開は⁉︎今後の動向も目が離せないブルワリー

AGARIHAMA BREWERY_沖縄

ノリよし!笑顔よし!の瑞慶覧工場長&與那城店長

グランドオープンまでの工程もエンタメとして楽しめて、訪れる度に愛着が増していきそうな「アガリハマブルワリー」。今後もますますファンが増えていくことでしょう。

天然の農作物を使っていることや、仕込みのタイミング、その時の環境などにより、「毎回同じ味になることはない」点も醍醐味となっている、クラフトビール。ここで“一期一会”のビールを味わいながら、ちょっとマニアックな旅のひとときを過ごしてはいかがでしょうか。

「AGARIHAMA BREWERY(アガリハマブルワリー)」へのアクセス・基本情報

  • 【住所】沖縄県島尻郡与那原町東浜2−4 1F

    【問い合わせ(電話番号)】098-917-0311

    【営業時間】17時~23時
    【定休日】火・水曜 ※プレオープン中につき、営業時間や定休日が変更になる場合があります。

    【駐車場】あり(最大10台)

    【公式SNS】Instagram:@agarihama_brewery

    【公式ブログ】https://agarihamabrewery.ti-da.net/

    ※掲載時の情報です。最新の情報は公式サイトをご確認ください。