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流山本町のカフェ「tronc」隠れ家のような店内で自分らしく過ごす時間

千葉県|【更新日】2024年4月9日

流山本町のカフェ「tronc」隠れ家のような店内で自分らしく過ごす時間

千葉県流山市にある流山本町。ここに、まるで隠れ家のようなとても素敵なお店があるのです。

「tronc(トロン)」という名前のカフェで、その居心地の良さは、何度も何度も訪れたくなってしまうほどです。

自分らしくのんびりと過ごせる場所をお探しの方、カフェを巡るのが好きな方に、とっておきのカフェをご紹介します。

目次

呉服店の裏で見つけた、とっておきのカフェ

建物脇の路地を50m進んだ先に

流山本町カフェtroncの入り口

雰囲気ある路地…ドキドキしながら進みます。

「tronc」は、歴史ある建物が今も点在し明治時代前後の面影が残る、流山本町の一角にあります。

表通りからは見えないところにあるので、何度もこの辺りを歩いたことがある方でないと見落としてしまうことも。

目印は「ましや呉服店」さん。この呉服店の建物脇にある路地を50mほど進んだ先にある木造りの建物が、目的のお店です。

流山本町カフェtroncお店外観

まさかこんな所にカフェがあるなんて!

troncは、旬のフルーツや地元・流山で採れた食材などを使ったケーキやフランスの伝統的な焼き菓子を、心和む飲み物と一緒に味わえるお店。

静かで、あったかくて、陽だまりでポカポカと日向ぼっこをしているかのような空気が漂う場所なのです。

店名の由来は「大地に根を張る木の幹のように」

流山本町カフェtronc入り口ドア

お店の中をチラっとのぞき見。

お店の名前「tronc(トロン)」は、フランス語で「木の幹」という意味があるのだそうです。

緑豊かなお庭を持つtroncは、何かと植物に縁があるお店。

大地に根を張る木の幹のように、地域に根づいたお店になって欲しいという想いを込めて、この名を付けたと伺いました。

流山本町カフェtroncのポストに書かれたロゴ

かわいいtroncのロゴ。手書きかな?

お店の方から名前の由来をお聞きした時、入り口で見かけた可愛らしいロゴを思い出しました。

「少し変わった形をしていたお店のロゴのTの文字、あれは木の幹を意味していたのか…!」と。troncには、こうした小さなこだわりがあちらこちらに散りばめられているのです。

一歩入れば落ち着きと安らぎが広がる店内

居心地の良い空気が流れる空間

流山本町カフェtronc店内

優しい空気がお店全体にふわ〜っと広がる。

troncの中に一歩入ると驚くのが、居心地の良さ。

今来たばかり、初めてやってきたのにも関わらず、ずいぶん前からよく訪れていたかのような不思議な感覚を味わいます。

お店の中には、さりげなく心地よい気分にさせてくれる音楽も流れていて、とても良い雰囲気です。

迎えてくれるのは優しいオーナーご夫婦

流山本町カフェtronc店内2

木造りの家具が多くて、心が落ち着く。

「こんにちは」と声をかけると、優しくて笑顔の素敵な奥様が和やかにお出迎えしてくれました。

troncは、東京から移住してきたというご夫婦で運営されているお店。

オーナーのご主人は、ケーキや焼き菓子を作るパティシエ。

奥様は飲み物を作ってくださるほか、お客さんがくつろげるように気配りしてくださったりと、主に接客を担当されています。

心落ち着く座席に腰掛けて

流山本町カフェtroncのテーブル

使い込まれた風合いがまた良い感じ。

お店の中には2人がけのテーブル席が1つと、1人がけの机が1つ、それとカウンター席が3つあります

訪れた方にゆったりとくつろいでもらうために、普段は一度に3名様までの入店となっているとお伺いしました。

流山本町カフェtroncの一人がけ席

勉強机みたいな席もある。

お店の中を見渡すと、オーナーご夫婦がそろい集めた図書やアンティークな雑貨がいっぱい。

並べられている本はどれも自由に読むことができるので、店内で物語の世界にどっぷり没頭してみるなんて過ごし方も楽しそうです。

どれもこれもがおしゃれで、つい目移りしてしまいますよ。

手の込んだケーキや心和む飲み物を頂く

芸術作品のように美しいケーキ

流山本町カフェtroncのケーキ2種

キラキラ輝くtroncのケーキ。

どこか懐かしさを感じる席に腰掛けて味わえるのは、1点1点心を込めて丁寧に作られたケーキや、ホッと心が落ち着く飲み物たち。

席に運ばれてきたケーキを見てびっくり!まるでアートのように繊細で、それはそれは美しいのです。

画像のケーキは手前から「和栗とカシスのモンブラン」と「季節のフルーツのショートケーキ」。

流山本町カフェtroncのショートケーキ

食べるのがもったいないけど、早く食べたい…!

troncのケーキは、その時に旬のフルーツを使ったり、地元流山で採れた食材を使ったりして作られているのだそう。

馴染み深い食べ物がこんな美しいケーキに生まれ変わるなんて…食べるのがもったいなく感じてしまうくらいです。

こだわりのコーヒーでほっと一息

流山本町カフェtroncのコーヒー

コーヒーカップも心落ち着くデザイン。

troncのこだわりは飲み物にも。コーヒーはすべて、秋田にある「08 COFFEE」さんオリジナルの豆を使用されています。

豆の煎り具合で違った味わいを楽しめる定番のコーヒーのほか、ここでしか飲めないカフェモカなども。

くつろぎの時間に欠かせないtroncのコーヒー、一口飲めばほっこりとした気分が広がっていきます。

トーストなどのフードメニューもおすすめ

流山本町カフェtroncのメニュー

お手製のメニューもおしゃれ。

ケーキやドリンク以外には、小腹を満たしたい時に助かるちょっとしたフードメニューも用意。

みりんの産地として有名な流山らしく、トーストにみりんバターを添えたものなど、食欲をそそるメニューが並びます。

一度では味わいきれないからこそ、「次来たときはあれも食べてみたいな」と、何度も来たくなってしまうのですね。

troncは人気のカフェ!利用する際の心得

お店の利用は一度に3名様まで

流山本町カフェtroncのショップカード

troncに来た記念にもらって帰りたい!

座席数の関係もあり、来店は一度に3名様までとなっています。

小さなお店なので、お客さんが一度に来店したときは満席で入れなくなってしまう可能性もあります。

確実にゆっくりしたいならあらかじめ予約を入れておくのがおすすめ。

予約なしの場合お店に滞在できるのは1時間ですが、ご予約を入れたお客様なら1時間半利用することができます。

ケーキやコーヒーはテイクアウトも利用できる

流山本町カフェtroncの焼き菓子

美味しそうでつい手を伸ばしたくなる。

お店が満席で入れない時や、お店の美味しいメニューを別の場所で味わいたい時には、テイクアウトも利用可能。

店内の飾り棚には、パティシエのご主人が丁寧に焼き上げた美味しそうな焼き菓子も多数並べられています。

自分用にだけでなく、お友達や仕事先の仲間への手土産に買って帰るのもいいですね。

自分らしさを取り戻したい時に訪れたいカフェ

呉服店の裏にあったカフェ「tronc」。「自分をリセットしたい時、街歩きで疲れた時…皆が気軽に立ち寄れる場所であって欲しい」カフェを営むご夫婦はそう語られていました。

訪れる人を暖かく迎え入れ自分らしい時間をそっと過ごさせてくれる、もう1つの居場所ともなれる場所です。

ちょっと休みたいなと感じた時には、ぜひ訪ねてみてくださいね。

troncへのアクセス

  • 【住所】千葉県流山市加6-1300

    【アクセス】流鉄流山線「流山駅」より徒歩5分

    【電話】04-7126-0800

    【営業時間】13:00〜20:00

    【定休日】毎週水曜日・木曜日

    【駐車場】お店向かいの「ナビパーク(流山本町北第2駐車場)」に駐車 ※お店利用の方に最大2時間分のサービスコインを提供

    【公式サイト】https://www.cafe-tronc.info/

    ※掲載時の情報です。最新の情報は公式サイトをご確認ください。

ライタープロフィール

金城ともみ

金城ともみ

千葉県在住。ライター。子どもの頃からおでかけや旅番組が大好き。大人になっても変わらず、観光情報や地図ばかり眺めていたら、いつの間にかお仕事も観光系を主軸とするライターになっていました。おでかけの楽しさを共有できたら幸せです。