季節ごとに訪れたい「熱海梅園」足湯や自然風景に癒される散策スポット
熱海市|【更新日】2024年2月10日

JR熱海駅の1つ隣、来宮駅から徒歩で行ける「熱海梅園」は、梅や紅葉が美しいスポットとして人気です。
イベントが行われる時期は、屋台の出店や大道芸などのエンターテイメントが開催され、いつもより賑わいをみせます。
今回は熱海梅園の自然はもちろん、期間限定で入れる足湯や記念館、滝などの見所も紹介します。
目次
梅やほたる、紅葉が楽しめる熱海梅園
熱海梅園があるのはJR伊東線来宮駅から徒歩10分ほどの場所。熱海駅からバスやタクシーで行くこともできます。
1886年に今の場所に開かれ、2007年にリニューアル。「日本一早咲きの梅」、「日本一遅い紅葉」を見ることができると、毎年多くの人たちが訪れます。
1月初旬〜3月初旬には梅、6月にはホタル、11月中旬〜12月上旬の紅葉の時期にはイベントを開催。園内はいつもより賑わいを見せます。
まずは園内を散策して自然を満喫
1〜3月の間は梅が咲き誇る園内
1月初旬〜3月初旬は梅が見頃を迎えます。日本一早咲きの梅を見るために、1月から大勢の人が訪れます。期間中は「梅まつり」が開催されていて屋台出店があったり、大道芸などを見ることも。
園内には約60品種、496本の梅の木があり、早咲き、中手、遅咲きの梅があります。そのため梅まつりの期間中でも、時期によってさまざまな梅を見ることができます。
五橋越しに望む自然風景に癒される
園内には梅園五橋という5つの橋があります。写真の「駐杖橋」は秋になるときれいな紅葉が見られます。その他にも「漸佳」「迎月」「雙眉」「香浮」という4つの橋があり、梅や紅葉など季節ごとに美しい景色を見ることができます。
橋の他にも園内には松尾芭蕉などの句が書かれた句碑などがあるので、散策しながら探してみてください。
景色を一望できる公園奥の梅園橋
梅園の奥まで歩いていくとあるのが大きな「梅園橋」。ここからは園内の梅を一望することができます。橋を渡った先には「澤田政廣記念美術館」もあるので、立ち寄るのもおすすめです。
少し離れた場所に「香林亭」という休憩所があり、その近くにも展望台が。ベンチがありそこからも園内を一望することができます。どちらから見る景色も美しいので、ぜひ巡ってみてください。
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珍しい景色に出会える滝を見に行こう!
3つの滝が流れ落ちる梅見の滝
園内の西側のモミジ小径を抜けたところには、「梅園 梅見の滝」があります。横から見ると3本の滝が流れ落ちていて、水の音が心地よいです。
寒い時期は滝と梅の共演を写真に収めようと、たくさんの人が集まっています。実はこの滝にはちょっとしたお楽しみが…。
裏側から見えるのは水越しの梅や緑
梅見の滝は滝の裏側を通ることができます。石で囲まれた細い通路を歩いていくと、滝の裏側にでることが!そこから滝と梅の景色を見ることができます。他ではない珍しい体験!
2ヶ所ほど滝裏を望める大きな穴があり、通りがかる人はそれぞれの前で「きれいだね」と足を止めていました。絵のような贅沢な景色を、ぜひ確かめてみてください。
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期間限定で利用できる足湯でほっこり
園内には足湯があり、「梅まつり」と「もみじまつり」の期間だけ入ることができます。すぐ横では“Atami”とロゴの入った可愛いタオルも販売されているので、急に入りたくなってもOKです。
足湯はちょっと熱めのお湯で、少し浸かると血行が良くなり足がほんのり赤くなるほど。散策して疲れた足を癒してくれます。期間中に訪れた際には、ぜひ浸かりましょう。
作曲家・中山晋平が過ごした記念館
「雨降りお月さん」、「東京音頭」などの作品を残した作曲家の中山晋平さん。中山晋平さんが晩年過ごした別荘を移築した「中山晋平記念館」が園内にあり、無料で見学することができます。
館内には作曲に使ったピアノや直筆の楽譜など、貴重なものを展示。動画で中山晋平さんの活躍なども紹介しています。住居は当時のまま保管されているので、立ち寄ってみましょう。
日韓友好を願って建てられた韓国庭園
朝鮮時代の伝統様式と手法を取り入れて日本と韓国の友好の記念に建てられた韓国庭園もあります。2000年に森喜朗内閣総理大臣と金大中大統領が、熱海梅園を訪れ園内を散策。
こちらも無料で見学ができるので、散策中に訪れてみてください。
熱海梅園でのんびり自然を楽しもう!
梅をはじめとするいろいろな自然を感じることができ、散策を楽しむことができる熱海梅園。
春と秋のおまつり期間には、足湯に入ることができるのも魅力的です。梅やホタル、紅葉が見られる季節などに、ぜひ遊びにいきましょう。
熱海梅園へのアクセス
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【住所】静岡県熱海市梅園町8-11
【駐車場】梅まつり・もみじまつり期間中のみ臨時駐車場あり(有料)
【公式サイト】https://www.city.atami.lg.jp/kanko/kankoshisetsu/1001832/1001834.html
※掲載時の情報です。最新の情報は公式サイトをご確認ください。