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茶畑と富士山の絶景空間でリトリート!プライベートテラス「全景の茶の間」

静岡市|【更新日】2024年1月9日

茶畑と富士山の絶景空間でリトリート!プライベートテラス「全景の茶の間」

静岡県内に6ヶ所ある絶景の茶畑テラス「茶の間」。テレビや雑誌、SNSにも多く取り上げられています。

今回取材に伺ったのは、静岡市日本平にある富士山と駿河湾を一望できる「全景の茶の間」。

この日本らしい景色を求めて、県内外問わず、海外からもお客さんがやってくるそうですよ。

絶景のプライベートテラスで気持ちが晴れやかになるリトリート旅をしましょう。

目次

静岡らしい景色を貸し切り!「全景の茶の間」

静岡市の日本平にある「全景の茶の間」

全景の茶の間1

「全景の茶の間」は90分間のグループ貸し切りで、料金は1人3,000円です。

お茶とお菓子が入ったピクニックセット付きで、軽食やおやつなどの持ち込みも可能(お酒は禁止)となっています。

公式サイトより事前受付が必要ですので、お出かけ前にチェックしましょう。

​​まずは「日本平ホテル」を目指して!

全景の茶の間2

日本平の山頂にある「日本平ホテル」1階のテラスラウンジで受付をして、先に料金を支払います。

利用方法やテラスへの行き方など軽く説明を受けたら、ピクニックセットを受け取って出発!テラスにお手洗いはないのでここで済ませておきましょう。

テラスへ向かう道中の景色も楽しもう

全景の茶の間3

日本平ホテルからテラスまでは徒歩10分程度です。少し歩くので歩きやすい服装、靴で行くのがおすすめです。

道中に見える景色も美しいので、お散歩しながらのんびり向かいましょう。茶畑が見えたらもうすぐそこ!茶畑の中を通っていくとテラスに到着します。

​​絶景を望む特等席テラスは息を呑む美しさ

広々としたテラスに到着!

全景の茶の間4

テラスに到着です。ゆうに15人以上は入れるというテラスは、全6カ所ある「茶の間」の中でも一番の広さだそうです。

目の前には、茶畑と富士山、麓に広がる静岡市の町並み、キラキラと輝く駿河湾、伊豆半島まで見渡せます。“これぞ日本!静岡!”と息を呑む絶景です。

この景色を独り占めできるとは、なんて贅沢なのでしょう。

自然の中で過ごす醍醐味を感じるひととき

全景の茶の間5

ですが取材時、富士山は残念ながら雲の中に…。これも自然ですからしょうがないこと。醍醐味だと思います。

取材時の12月半ばは、富士山が雪化粧をしている時期です。風光明媚な景観が見えたらラッキーですよ!

まずは憩いの空間をセットしていきましょう

全景の茶の間6

着いたらまず、ピクニックセットに入っているテーブルやクッションをセットして、ティータイムの準備をしましょう。

寒い時期、ブランケットも入っている心遣いがありがたいですね。

この地で収穫されたお茶を茶畑に囲まれながら味わう

静岡のお茶ってやっぱりおいしい!

全景の茶の間7

日本平で収穫されたその時期おすすめのお茶が、ピクニックセットに入ります。

取材時は冷たい煎茶と、温かいほうじ茶でした。煎茶は青々とした緑色が綺麗で、渋みのないすっきりとした味と香りが特徴的でした。

ほうじ茶は香ばしいですが苦味はなく、甘みがありました。

お茶はたっぷりあるので、存分に楽しみましょう。静岡のお茶はやっぱりおいしい!自然の中で淹れる非日常な体験も加わり、さらにおいしく感じました。

甘味もセットになっているのでティータイムが充実

全景の茶の間8

日本平ホテル特製の、お茶クッキーもセットになっていました。しっかりとしたお茶の旨みで、お茶の良いおともになりました。

この日は富士山の姿が見えなかったので、富士山の形をしたクッキーで想像を膨らませてみましたよ。

おいしいお茶をいただく以外にも、過ごし方は自由です。あまりにも気持ち良い空間に、寝っ転がってしまう方もいるのだとか!

​​五感が満たされる「全景の茶の間」での過ごし方

開放感のある完全屋外テラスで思い切り深呼吸を

全景の茶の間9

テラスは完全屋外で、屋根などはないため開放感たっぷり。広い空を全身で感じられて気持ちが良いです。

思い切り深呼吸して、フレッシュな空気を体いっぱいに取り込んでみてくださいね。

雨天の場合は体験が中止となります。実施不可の場合は、予約前日の正午までに連絡がくるそうです。

季節ごとに表情を変える景色はいつでも魅力たっぷり

全景の茶の間10

毎年12〜3月ぐらいは、山頂に雪が積もった富士山の姿が拝め、日本の冬らしい景色を見ることができます。

ベストシーズンは4〜5月の新茶の時期。萌黄(もえぎ)色と呼ばれる淡い緑色に染まった茶葉が光り輝き美しい光景が広がるそうです。

お茶と富士山。ここでしか過ごせない時間を求めて

静岡県内に6カ所ある「茶の間」。全部制覇したくなるほど、お気に入りのスポットとなりました。

静岡らしい景色に囲まれて、この地で育ったおいしいお茶をいただくひととき。時が経つのも忘れて、のんびりと過ごせました。

来たときと帰るときとでは、気持ちの晴れやかさが別物。リトリートの旅となるはずですよ。

「全景の茶の間」へのアクセス

  • 【住所】静岡県静岡市清水区馬走1500−2(日本平ホテル)※1階テラスラウンジで受付

    【営業時間】①10:00〜11:30 ②12:15〜13:45 ③14:30〜16:00 ④16:30〜18:00
    (11〜2月は④の時間は営業なし)※公式HPより予約

    【駐車場】あり(日本平ホテル)

    【公式サイト】https://changetea.jp/chanoma/zenkei-chanoma/

    ※掲載時の情報です。最新の情報は公式サイトをご確認ください。

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ライタープロフィール

新井夏海

新井夏海

神奈川県横浜市出身。静岡県の大学に進学し海洋学を学ぶ。卒業後は地元で海系旅行誌を発刊する出版社の編集ライターを経験。“自然のそばで暮らしたい”という思いから静岡に戻りフリーライターへ。現地の魅力を取材・執筆しながら、趣味の旅行、マリンスポーツ、キャンプ、車中泊旅を楽しむ。