日光「湯沢屋」でひとやすみ。石蔵カフェ併設&日光土産を買うならここ!
栃木県|【更新日】2023年10月12日

日光駅から日光東照宮までの道沿いには、数多くの土産店が並んでいます。
せっかくならば、日光らしいお土産を購入したいと考えている方も多いのではないでしょうか。
そこでおすすめなのが、大正天皇に献上されていたという「湯沢屋の酒饅頭」です。
本記事では栃木県民ならば誰もが知っている、老舗和菓子店「湯沢屋」の魅力をお伝えします。
目次
日光の社寺や御用邸との縁が深い、老舗和菓子店
日光の社寺近く、東武・JR日光駅からも徒歩15分という便利な場所にある湯沢屋。
町人文化が盛んであった11代将軍徳川家斉公の時代、一般町民も日光に参拝するようになったのだとか。
そんな参拝者を対象に、甘いものを売り始めたのが湯沢屋の起源だといわれています。
名物の「酒饅頭」は、日光の社寺にもよく献上されていました。
大正天皇が好んで食べた、湯沢屋の看板商品「酒饅頭」
糀のもつ発酵力を生かした酒饅頭
湯沢屋の看板商品は、白くつやつやな皮となめらかなあんが特徴の「酒饅頭」です。
糀の発酵力を利用した饅頭製造が酒づくりの工程に似ていることから、酒饅頭と名付けられました。
できあがった饅頭からも、ほのかに酒の香りが漂います。
その日のうちに食べるのがおいしいのですが、1日置いて皮が硬くなった状態が好きというツウもいるそうです。
すべて自社工場で製造
湯沢屋の饅頭は、すべて店舗内の自社工場で生産しています。
自家製糀でもち米を発酵させ、その搾り汁で小麦粉を溶きふたたび発酵。なめらかなあんこを包み蒸し上げることで完成します。
糀づくりから饅頭の完成までは、なんと7日ほどかかるそう!
日光市内の食材を使用した、絶品グルメにも注目
さっぱりした味わいが魅力のソフトクリーム
湯沢屋では、日光湯波の老舗店から素材を仕入れた絶品グルメも食べられます。
人気の「豆乳ソフトクリーム」は、老舗湯波店「元祖海老屋」の豆乳を使用。
さっぱりした味わいで食べ歩きしやすく、多くの観光客に愛されています。
お店の外にはベンチがあるので、ソフトクリームを食べながら少し休憩してもいいですね。
もちもち求肥や日光湯波がのった特製あんみつ
湯沢屋の「日光あんみつ」は、パリパリとした食感がおいしい日光湯波の揚げ菓子や、もちもちの自家製求肥がのった特製和スイーツです。
シンプルだからこそ素材からこだわった、老舗和菓子店の味を堪能してみて。
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酒饅頭だけじゃない!全国配送可能できる日光土産
小豆の味わいを楽しむ、羊羹もおすすめ
日光という場所柄、外国人のお客様も多いそう。
和柄のかわいい巾着に入れられた羊羹の値札には、英語で説明が書かれています。
小豆のやさしい甘さを生かした羊羹やあんみつは、観光客に好評だそうです。
全国に発送できるから、お土産にぴったり
湯沢屋の商品は、全国に発送ができます。店頭で発送したい旨を伝えればOK!
和菓子という商品の性質上、賞味期限が短いものもあるので、しっかり確認してから送りましょう。
気軽に店舗スタッフに尋ねてみてください。
湯沢屋の味を気軽に楽しむなら、鉢石カフェへ
蔵として使っていた建物をリノベーション
湯沢屋の味をもっと気軽に楽しんでほしいと、2022年にオープンしたのが「鉢石カフェ」です。
明治・大正期の蔵2棟をリノベーションした店内は、蔵の面影が残る落ち着いた空間。
日光のおいしい水で淹れた緑茶や抹茶をいただけます。
和菓子や和スイーツを、ゆっくりと堪能する
鉢石カフェでは、あんみつや豆乳ソフトクリームなど店頭で販売している食べ歩きグルメだけでなく、カフェ限定メニューも販売。
筆者が注文した「鉢石パフェ」は、豆乳ソフトクリームや求肥、抹茶バタークリームにあんこなど、8種の自家製素材を使用した贅沢な商品です。
ほかにも「冷やし湯波ぜんざい」や美しい和菓子がセットになった「和カフェセット」、夏は日光天然氷のかき氷をいただくことも。
「湯沢屋」はお土産購入も、食べ歩きも、ひとやすみもできる
おいしいお土産を購入したり、外のベンチに座って食べ歩きグルメを堪能したり、裏手のカフェでひとやすみしたりできる湯沢屋。
日光観光の途中で、ふらりと立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
湯沢屋へのアクセス
- 【住所】
栃木県日光市下鉢石町946
【電話】0288-54-0038
【営業時間】
湯沢屋:9:00~18:00
鉢石カフェ:10:00~17:00(L.O. 16:30)
【定休日】火曜日
【駐車場】あり
【公式サイト】https://www.yuzawaya.jp/
※掲載時の情報です。最新の情報は公式サイトをご確認ください。