絶景を目指して明神ヶ岳登山!富士山や箱根山が一望できるおすすめコース
箱根町|【更新日】2023年8月7日

首都圏からも日帰りで訪れることができ、金時山と並び箱根エリアで有名な山「明神ヶ岳」。
晴れていれば山頂から富士山を見ることができるのも人気の理由のひとつです。
いくつかある登山ルートの中から、今回は金時登山口〜強羅駅に抜けるコースを紹介します。
目次
眺望の良さが魅力の明神ヶ岳
箱根の外輪山のひとつ明神ヶ岳
明神ヶ岳は標高1,169メートルある、箱根山を囲う外輪山と呼ばれる山のひとつです。
明神ヶ岳だけの登山はもちろん、金時山と縦走する人も多い人気の山。登山の初級者から中級者まで幅広く楽しむことができます。
晴れている日は山頂から富士山が!
晴れている日の明神ヶ岳では、金時山、箱根山、富士山などさまざまな山を見ることができます。
季節によって変わる景色を楽しむことができますが、冬は積雪することもあるので春や秋など気候のいい時期がおすすめです。
まずは矢倉沢峠を目指してスタート
金時登山口バス停から登山開始
今回、紹介する金時登山口〜強羅駅は中級者向きのルートになり、所要時間は平均約5時間ほど。ハイキングではなく、しっかりとした登山の装備や準備をして出発しましょう。
スタートは箱根登山バス「金時登山口」バス停で、近くにはトイレもあります。出発前に行っておくと安心です。
まずは体慣らしに登山口まで10分ほど歩く
最初に目指すのはバス停から歩いて10分ほどの「金時山登山口」です。登山口の名前は金時山ですが、ここから明神ヶ岳に行くことができます。
登山口まではさっそくの登り坂ですが、ここまではアルファルトの道のため歩きやすいです。看板に沿って歩くと、登山口に到着します。
金時山との分岐・矢倉沢峠
登山口からは本格的な登山道のスタートです。まずは金時山との分岐となる、矢倉沢峠を目指します。所要時間は登山口から約30分です。
矢倉沢峠にはベンチやテーブルがあるので、ここでちょっと休憩。茶屋は現在は営業していないようです。ここから看板に沿って、明神ヶ岳方面に進んでいきます。
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山頂まではここから2時間の道のり
木々に囲まれた道をひたすら進む
矢倉沢峠からは木々や竹を抜けていく登山道が始まります。アップダウンがあり、山頂までの所要時間は2時間以上。そこまでの急登はなく、比較的ゆるい道が続く印象です。
道中には大涌谷が見えるポイントも
道中では金時山をはじめ、さまざまな山を見ることができます。遠くには観光地としても有名な大涌谷の噴煙も。
歩いている途中でたまに後ろを振り返るなどして、周りを見てみるといいでしょう。
富士山がキレイに見えたら山頂まではあと少し
山頂手前まで来ると登りも少しゆるやかになり、振り返るとキレイに富士山を見ることができます。
ここまでの行程でも富士山は見えますが、上の方しか見えなかった姿が徐々に裾野の方まで見えるように。
お待ちかねの山頂までもうちょっとです。
登りの後にあるご褒美は山頂からの絶景
箱根山や富士山を一望して疲れを癒す
山頂は360度開けていて、富士山や箱根山などを見ることができます。
スペースも広くベンチなども用意されているので、ここでランチの山飯を食べながらのんびり過ごすのがいいでしょう。
下山途中には相模湾を望むことも!
帰りは来た道ではなく、強羅駅方面に向けて下山しましょう。
強羅駅までの道のりは約2時間ほどで、帰りは登ってきた道とは異なるため景色も変化。
下山を始めてすぐ、行きには見えなかった相模湾を遠くに望むことができます。
体力や時間に余裕のある人は、明星ヶ岳を経由して帰るのもおすすめです。
登山口から強羅駅までに最後の試練が!
登山口まで着いたら、強羅駅に向かいます。途中に箱根登山バス・宮城野駅があるので、そこからバスに乗って箱根湯本駅を目指してもOK。
その先の強羅駅まで行く場合は、途中に最後の試練ともいうべき長い階段が!まだ登山は終わっていなかったのかと思うような長さです。
これを登れば強羅駅はすぐなので、そこから箱根登山鉄道にのることができます。
富士山を眺めに明神ヶ岳を登山
富士山などの絶景を山頂から見ることができる明神ヶ岳。初心者の人には強羅駅と山頂をピストンするコースもおすすめです。
今回のコースは中級者向けなので、登る際には登山の準備をきちんとしてから出発するようにしてください。
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明神ヶ岳へのアクセス
- 【住所】
神奈川県足柄下郡箱根町宮城野
※掲載時の情報です。最新の情報は公式サイトをご確認ください。