味わい深い枯山水の庭園!季節の花々に包まれる「鎌田山医王寺」
磐田市|【更新日】2023年7月1日

季節の変化を楽しみに、自然が感じられるスポットにお出かけしたい人も多いのではないでしょうか。
静岡県の磐田市にある鎌田山医王寺は、枯山水の庭園と、四季折々の花々が見られる名所です。
鎌田山医王寺の楽しみ方をご紹介します。
目次
鎌田山医王寺とはどんな建物?
鎌田山医王寺(鎌田山 金剛院 醫王寺)は、真言宗のお寺です。
奈良時代に日本で最初に最高位になった行基により創建されたと言われています。
徳川家康が、この寺で1カ月間幕府隆盛を祈願した場所という言い伝えもあるのだそう。
「東海の苔寺」と呼ばれるほど周辺から苔が広がり、寺と苔の美しい調和を見せてくれました。
客殿から見られる枯山水にうっとり
中からも外からも幻想的な景色が
庭園からは、江戸時代初期に造園された約1000㎡の広さを持つ枯山水の古庭園が見られます。
小堀遠州により作られた庭園は、医王寺の中の客殿からも見ることができます。
客殿に座り美しい庭園を見ながら過ごすことで、ゆっくりとした思い思いの時間が過ごせることでしょう。
苔に覆われた神秘的な枯山水
苔に覆われた枯山水は、築山を築き、渓谷や深山の趣を巧みに表現しています。
草木の刈り込みにも注目です。配置された石組は天竜の青石や、紀州石の名石を用いています。
1つの庭の中で枯流れを造り、深山の渓谷を表現している様子も、意識して見ることで違った楽しみ方ができるでしょう。
境内にはさまざまな史跡の参拝ができる
お寺の境内からは、さまざまな史跡の参拝ができます。特に、山門の迫力は抜群。
薬師堂や大師堂、庫裡、鎮守堂、など、境内を散策しながら、それぞれ意味を成す史跡を巡る参拝方法もおすすめです。
季節ごとに見せる顔は多彩な美しさ
境内には、季節ごとにさまざまな植物が咲き誇ります。
訪問した時期はちょうど紫陽花が見ごろで、たくさんの紫陽花が咲き誇っていました。
墓地もあり、お祀りをしに足を運ぶ人の姿も。
紫陽花は境内の雰囲気や滴る雨とマッチして、とても美しい景色を見せてくれました。
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四季折々で違う顔を見せる鎌田山医王寺で、季節の移り変わりを楽しもう
刈込みの美しい枯山水が室内からも眺められるので、雨の日でも楽しめる観光スポットです。
四季折々に咲く花の種類も異なるので、訪れる時期ごとに違った楽しみ方ができるでしょう。
庭園や境内の史跡の見学に、磐田市の鎌田山医王寺に足を運んでみてはいかがでしょうか。
鎌田山医王寺へのアクセス
- 【住所】
静岡県磐田市鎌田2065-1
【拝観料】 大人 200円、小人 100円
【駐車場】 あり
【公式サイト】https://www.iouji.net/
※掲載時の情報です。最新の情報は公式サイトをご確認ください。