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【富士吉田市】神聖で厳かな雰囲気の「富士山開山祭・前夜祭」開催

山梨県|【更新日】2023年6月15日

【富士吉田市】神聖で厳かな雰囲気の「富士山開山祭・前夜祭」開催

日本一高い「富士山」は例年、7月1日に山開きが行われ、9月10日ごろまで開山シーズンとなります。山開き前日である6月30日には「富士開山前夜祭」が開催。

富士山信仰の講社である「富士講」の方々はもちろん、市民も多数参加し、富士吉田のシンボルである「金鳥居」から富士登山道の入り口である、北口本宮浅間神社までのパレードを行います。

目次

富士山信仰の歴史と伝統に根ざした神聖な儀式

富士山開山祭・前夜祭

無病息災を願い「芽の輪くぐり」を行った後、神事が執り行われます。

富士山吉田口登山道の起点となる登山門に張られたしめ縄を、手力男命(たぢからおのみこと)が木槌(きづち)で断つ「お道開き」が行われ、毎年7月1日、浅間大神様に開山がご報告され富士山の開山を告げます。

社殿建立と神霊の祀り

富士山開山祭・前夜祭2

その昔、富士山が激しく噴き上げる大噴火を見て、怒る神の姿として捉えていました。

富士山そのものが御神体であり、自然豊かで美しくそして高い山には神が住む、という神聖な場所として一般の人が入れる場所ではありませんでした。

現代の社殿のある地には延暦7年(788年)に社殿が設立され、大噴火を鎮めるために、浅間大神が祀られました。

富士山信仰の広がりと祈りの旅

富士山開山祭・前夜祭3

平安時代の頃に山岳信仰が普及し、登山を実践して修行する修験道が各地で広まりました。

これまでは遠くから見て崇拝する「遙拝(ようはい)」の対象であった富士山が、登ること、つまり登山をすること自体が祈りになる「登拝(とはい)」として、多くの方が山頂を目指すようになりました。

これまでの時代で多くの人々から崇められてきた富士山の深い歴史を、肌で感じてみてはいかがでしょうか。

提供:(一財)ふじよしだ観光振興サービス

イベント情報

  • 【住所】

    山梨県富士吉田市上吉田5558 北本宮富士浅間神社

    【開催期間】富士山開山前夜祭:令和5年(2023)6月30日(金)
    富士山開山祭:令和5年(2023)7月1日(土)

    【開催時間】富士山開山前夜祭:13時30分〜16時
    富士山開山祭:9時30分~10時

    【料金】無料

    【駐車場】無料駐車場100台

    【アクセス】最寄りバス停より徒歩:富士急行富士山駅バスより浅間神社前下車約1分
    お車:中央自動車道河口湖ICから約5分
    東富士五湖道路富士吉田ICから約5分

    【公式サイト】
    https://fujiyoshida.net/event/147
    https://fujiyoshida.net/event/148

    ※掲載時の情報です。最新の情報は公式サイトをご確認ください。