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金目鯛にわさび、スイーツまで!修善寺の名産がそろう「甘泉楼」でお土産選び

伊豆市|【更新日】2023年5月18日

金目鯛にわさび、スイーツまで!修善寺の名産がそろう「甘泉楼」でお土産選び

旅の醍醐味のひとつが、その土地ならではのお土産選び。修善寺土産が一堂に集まる「甘泉楼(かんせんろう)」で、旅の思い出を持ち帰りましょう。

「墨客の小径(ぼっかくのこみち)」と呼ばれる歴史を感じられるスポットも併設しているので、訪れるだけでも十分楽しめますよ。

目次

修善寺温泉街の中心地にあるお土産処「甘泉楼」

登録有形文化財に指定されている「甘泉楼」

お土産処「甘泉楼」

静岡県にある修善寺温泉街でお土産を買うなら、「甘泉楼」がおすすめです。

1924年、目の前にある「新井旅館」の一部として建築された建物。2013年にお土産処「甘泉楼」としてオープンしました。

国の登録有形文化財にも指定されている建物で、古き良き歴史を随所に感じることができます。

多くの文人や墨客が訪れた伊豆最古の温泉街

多くの文人や墨客が訪れた伊豆最古の温泉街

伊豆最古の温泉街である修善寺温泉には、多くの文人や墨客が訪れました。

こちらの写真は、当時の賑わいや溢れる才能と活気を現在でも感じられるよう、修善寺温泉ゆかりの文人や墨客14人の名を彫った修善寺彫り竹装飾。

「墨客の小径」と呼ばれる建物の外の道に並んで設置されているので、必見ですよ。

郷土銘菓を販売する「伊豆十三夜」

修善寺らしいお菓子が買いたいならここへ行こう

伊豆十三夜

「甘泉楼」には3つの店舗が入っています。

まず1店舗めが、修善寺や伊豆のお土産にぴったりなお菓子屋「伊豆十三夜(いずじゅうさんや)」。

店名である「十三夜」には、「これから満ちていく月“十三夜”のように、皆さまの心を温かく満たしていくお菓子をお届けできるように」という思いがこもっているそうです。

大判焼きの「十三夜焼き」は食べ歩きにもぴったり

十三夜焼き

一番人気は、国産材料を使用した大判焼きの「伊豆十三焼き」で、店頭で焼いた出来立てを食べることができます。

今回は「チーズ小倉」200円(税込)をいただきました。

温かく、厚みのある大判焼きの中に、あんことクリームチーズがたっぷりと詰まっています。和と洋の組み合わせで、口の中が幸せに満たされました。

ほかにも「小倉」170円(税込)や、「ストロベリーチーズ」「アップルジャムカスタード」200円(税込)があります。散策しながらの食べ歩きにもぴったりですよ。

色々な味がそろうガトーショコラも人気商品

伊豆十三夜のガトーショコラ

「ガトーショコラ」240円(税込)も定番商品だそうです。

ショコラ、抹茶、いちご、ニューサマーオレンジ味がありました。伊豆名産のニューサマーオレンジは、お土産として買って帰っても喜ばれそうですね。

わさびの専門店「カメヤ」の直営店「修善寺亀屋」

伊豆は日本一のわさび処

修善寺亀屋

2店舗めは、わさびの専門店「カメヤ」直営店の「修善寺亀屋」。

伊豆はわさびの名産地。「カメヤ」は伊豆天城に自園のわさび沢を所有しているそう。

採れたての新鮮なわさびで作ったわさび漬けと、わさびドレッシングやわさびふりかけなどの調味料が店内に並んでいます。

店頭で製造するジェラートに生わさびのトッピング!

修善寺亀屋生わさびジェラート

店頭では、ジェラートの製造販売もしています。シングルが350円(税込)、ダブルが500円(税込)となっています。

静岡県駿東郡清水町の柿田川の湧水で作った、「柿田川百年豆腐」をジェラートにした物が一番人気。

豆腐とバニラ味のジェラートには、その場ですり下ろす、自園で育った生わさびをトッピングしてもらえます。

ほかにも、いちご、ニューサマーオレンジ、抹茶、わさび味のジェラートが並んでいました。時期によってはチョコレート味などが登場することもあるそうですよ。

豆腐ジェラート+生わさびのお味は?

修善寺亀屋ジェラート

今回は、豆腐ジェラートに生わさびをトッピングした物をいただきました。

しっかりとした豆腐の味で、コクがありながらもさっぱり。生わさびと一緒に食べてみると、ピリッとした辛さが豆腐ジェラートの優しい甘味とマッチしていました。

わさびの香りと甘味が強く、ツーンとくる感じがあまりないのが不思議で、スーパーで売っているチューブのわさびとは、まるで別物です!

旅後の食事も楽しみになる「いちばんかん」

海の幸やわさび関連の商品をお土産に

甘泉楼・いちばんかん

3店舗めは、干物やわさび関連の商品を取り扱う「いちばんかん」。とても親切な店主が相談に乗ってくれながら、買い物することができます。

「鮎の甘露煮」800円(税込)と、「鮎の一夜干し」1300円(税込)は、特にリピーターが多いそう。

年に数回、アメリカから修善寺に泊まりに来るご夫婦が、毎回買って帰るほどのおいしさのようです。

金目鯛や鯵の煮付け・干物がおいしそう!

金目鯛の干物

店内の一番目を引く場所に陳列されている煮付けや干物は、単品でも購入可能。複数購入やお土産としても購入しやすいですね。

「金目鯛の煮付け」 中サイズが800円(税込)、大サイズが2000円(税込)とお手頃価格。伊豆に来たからには金目鯛はかかせません!

2000円以上の購入で保冷剤が無料サービスなので、お土産に買って帰るときも安心です。

隣接する「猿の手湯」でホッと一息つこう

猿の手湯

「甘泉楼」には「猿の手湯」が併設されています。

弘法大使が湧出されたとされる伊豆最古の湯、修善寺温泉。多くの野生動物もこの湯で傷を癒したと言われています。

その温泉を手軽に味わえるのが「猿の手湯」。良質な温泉を手から感じてみてくださいね。

修善寺でお土産を買うなら「甘泉楼」へ!

「甘泉楼」に行けば、修善寺土産にしたい物がそろっているはず!修善寺温泉街の中心地に位置しているので、アクセスが良いのも嬉しいポイントです。

食べ歩きにぴったりのおやつも購入できるので、散策の途中に寄ってみてくださいね。

「甘泉楼」へのアクセス

  • 【住所】

    静岡県伊豆市修善寺968-3

    【駐車場】なし(最寄の有料駐車場をご利用ください)

    ※掲載時の情報です。最新の情報は公式サイトをご確認ください。

ライタープロフィール

新井夏海

新井夏海

神奈川県横浜市出身。静岡県の大学に進学し海洋学を学ぶ。卒業後は地元で海系旅行誌を発刊する出版社の編集ライターを経験。“自然のそばで暮らしたい”という思いから静岡に戻りフリーライターへ。現地の魅力を取材・執筆しながら、趣味の旅行、マリンスポーツ、キャンプ、車中泊旅を楽しむ。