運命の一本に出会える。鎌倉の文房具店「TUZURU」で万年筆デビュー
鎌倉市|【更新日】2023年5月11日

スマートフォンやパソコンの普及で、最近はめっきり文字を手書きする機会が少なくなった…という方も多いのでは?
筆箱の中からお気に入りの一本を選び、紙に向かうと背筋がシャキッとするもの。
鎌倉の文房具店「TUZURU」では、そんなシーンにぴったりの万年筆やノートに出会うことができます。
目次
観光客と地元民の両方が集う文具店
鎌倉駅から徒歩2分、線路沿いに移転
「TUZURU」は2008年から鎌倉で愛される文房具・手紙グッズのセレクトショップ。
扇ガ谷にあった店舗から、鎌倉駅にほど近い「ホテルニューカマクラ」横に移転。線路沿いに建つ一軒家は、思わず中を覗いてみたくなるかわいらしい佇まいです。
こだわってセレクトされた文具が並ぶ
明るい緑色がアクセントになった店内には、店主の柴田亮治さんがこだわってセレクトした文房具がずらり。
誰もが一度は憧れる万年筆から、ノート、メモ帳、ペンケース、ご祝儀袋まで。かゆいところに手が届く品揃えで、観光客はもちろん、地元民の文具店としても重宝されています。
あなたの“一目惚れ万年筆”を探そう
字にコンプレックスがある人にこそ試してほしい
高校生の頃から万年筆を使い始めたという柴田さん。
元々ノートを取る字にコンプレックスがあり、いろいろな筆記具を試してみたところ、一番見やすく書けたのが万年筆。
当時、重厚なショーケースに入った万年筆を「見せてください」と言うのはとても緊張したそう。
そこで「もっと万年筆を手に取りやすく、カジュアルに使えるものにしたい」との思いを込めて、地元・鎌倉に「TUZURU」をオープンしました。
カラフルで美しいデザインの万年筆
店内を眺めて驚かされるのは、とてもカラフルで、個性豊かな万年筆のラインナップ。
万年筆は取り扱いが難しく感じられますが、「まずは見た目で選んでみてください」と柴田さん。
寄木細工のような「フィオレンティーナ」の万年筆は、お値段も3300円からとお手頃で、万年筆デビューにぴったり。
万年筆は使ううちにペン先が削れ、自然に自分好みの書きやすさになるので、直感で惹かれた一本を選んでみてください。
現地発信!おすすめホテル・旅館は こちら
じっくり見たい!胸がときめく雑貨・文房具
繊細なガラスペン、香りつきインク
万年筆のほかにも、透き通った見た目のガラスペンや、香りつきのインクは胸がときめく文房具のひとつ。
ころんと机から落ちるだけで割れてしまうほどに繊細なガラスペン。丁寧に扱うからこそ、よりきれいで気持ちのこもった字が書けるはず。
書き心地が違う良質なノート
万年筆が見た目を優先する一方、ノートは「紙質」が重要と語る柴田さん。
「TUZURU」のノートはインクのりがよく、書き心地がいいものをセレクト。万年筆とセットで、双方の持ち味が存分に引き出されます。
世界各国の貴重なデッドストック文具
海外からやってきた貴重なデッドストックのボールペンも、しっかりメンテナンスした上で販売。
使われないまま倉庫で眠っていた、日本にはない大胆なカラーリングの文具たちにロマンを感じます。
オリジナルグッズは鎌倉土産に
「TUZURU」のロゴと万年筆のイラストが入った、オリジナルのトートバッグやペンケースも。普段使いしやすいシンプルなデザインで、鎌倉のお土産としても喜ばれそう。
大切な方や自分自身へ、ていねいに「綴る」時間を
大切な方へのギフトや、自分へのご褒美として選びたい万年筆、文房具が揃う「TUZURU」。
鎌倉で出会った一本が、思い出や気持ちを「綴る」きっかけを作ってくれそうです。
「TUZURU」へのアクセス
- 【営業時間】
11:00〜17:00(水曜定休日)
【住所】 神奈川県鎌倉市御成町13-41
【駐車場】 なし
【公式サイト】http://www.tuzuru-kamakura.com/
※掲載時の情報です。最新の情報は公式サイトをご確認ください。