イートインができる豆腐屋「十二庵」お土産も買える湯河原の人気店をご紹介
湯河原町|【更新日】2023年4月9日

湯河原駅から徒歩15分ほどの場所にある「十二庵」は、イートインができる豆腐屋さんとして観光客の人気を集めています。
大豆の味を楽しめる出来立て豆腐にファンが多数。豆腐だけでなく湯河原産の食品などもそろっているので、お土産も買えますよ。そんな、十二庵の魅力をお届けします。
目次
大豆の甘さに驚く!出来立ての豆腐を御膳で味わって
市販品にはない「甘さ」が十二庵ならでは
十二庵の豆腐は、口に入れた瞬間に市販品にはない大豆の甘さが広がるのが特徴です。
2020年から始めたイートインでは、そんな豆腐を出来立ての温かいうちに楽しめます!
「できたてとうふ御膳」や「ネギみそ焼き稲荷御膳」、季節限定の「自然薯とうふ丼御膳」などさまざまなメニューがありますよ。
人気メニューは、寄せ豆腐の「できたてとうふ御膳」
人気メニューは、十二庵を代表する「寄せとうふ」がメインの「できたてとうふ御膳~特別~」で、味噌汁や小鉢がつきます。
まず、寄せ豆腐はそのままいただきましょう。舌の上でとろける食感と甘さに豆腐の概念が変わります!塩を付けてもおいしいですよ。
味噌汁には、汁をたっぷり吸った大きな揚げが浮いていて食べ応えありです。
小鉢の湯葉や大豆煮など素材の味が引き立つ料理ばかりで、最後の一口までおいしくいただきました。
こだわりは在来大豆。種類によって変わる味を楽しんで
十二庵では、店主が全国各地の大豆農家を訪ね歩いて、おいしい大豆を見つけているそう。
また、全国に100種類あると言われる大豆のうち、とりわけ土地に根ざした品種「在来大豆」には特有のなめらかさと甘さがあるそうです。
使う大豆の種類をこまめに変えていて、イートインメニューの初めのページにその日の大豆の情報を載せてくれています。
定期的に訪れて大豆ごとの味の違いを比べてみても楽しいですよ。
素泊まり旅行では朝ごはん利用がおすすめ
平日はランチ限定ですが、土日祝日は朝の8時からオープンしています。メニューは同じで、朝から出来立て豆腐を味わえますよ。
素泊まり旅行のときは、早起きしてぜひ十二庵で朝ごはんを楽しんでください。
湯葉や豆乳、ドーナツ…お持ち帰りの品ぞろえも豊富
湯河原旅のお土産にぴったり!地元民にも人気の商品
店頭ではお持ち帰り用の商品も販売していて、料理で大活躍してくれる絹や木綿、看板商品の「寄せとうふ」、生湯葉、揚げ物、豆乳など種類が豊富です。
イートインメニューでおいしさに衝撃を受けた後は、ついたくさん購入したくなるはず!どれも地元住民にも人気の商品です。
しっとり食感!豆乳の「焼きどうなつ」もおすすめ
豆乳とおからでできた、食物繊維たっぷりの「焼きどうなつ」も人気の商品です。
小麦粉のドーナツとは違うしっとりとした食感が特徴的で、ほのかに豆腐の香りがする爽やかな味なので食べやすいですよ。
プレーンの他に、湘南ゴールドやチョコチップなどがあるので、ひとつずつ買ってお土産にするのもおすすめです。
店内は「小さな道の駅」。湯河原産の食品や雑貨も販売
店内の一角は道の駅をイメージした場所になっていて、湯河原産の味噌やジャム、ジュースなどの食品や、ノートなどの雑貨が販売されています。
湯河原の魅力を知ってほしいという店主の思いが込められたコーナーです。
地元のおいしいものをお土産に買いたくても、限られた旅行の時間で探し出すのは難しいこともありますよね。
ここは、一度にたくさんの商品に出会えるありがたい場所なので、お土産に困ったらぜひ訪れてください。
豆腐作りは独学!元SEの店長が、日本一の作り手に
豆腐屋と言えば代々続く老舗が多いイメージですが、十二庵は1代目で、豆腐づくりは独学というから驚きです。
店主の浅沼さんはシステムエンジニアとして都内で働いていましたが、安心安全な食品で実家のある湯河原を元気にしたいと、2009年に十二庵を開店したのです。
試行錯誤の末、2022年には「全国豆腐品評会」の寄せ/おぼろ豆腐の部で金賞に輝きました。
こうした秘話を知るとお店での体験がより一層楽しくなりますね。
湯河原旅行の新定番!十二庵の豆腐を食べに行こう
豆腐屋ならではの出来立て豆腐を楽しめる十二庵。
イートインはコロナ禍で始めたにも関わらず、早くもリピーター多数の人気スポットになっています。
湯河原旅行の際はぜひ足を運んで、豆腐の概念が変わる味を楽しんでください。
- 【住所】
神奈川県足柄下郡湯河原町宮上42-17
【駐車場】あり
※掲載時の情報です。最新の情報は公式サイトをご確認ください。