こんにちは、ゲスト
  • 記事を探す

    キーワード

    エリア

    テーマ

こんにちは、ゲスト

新たな旅の拠点。魅力あふれる河口湖「旅の駅 kawaguchiko base」

山梨県|【更新日】2023年4月20日

新たな旅の拠点。魅力あふれる河口湖「旅の駅 kawaguchiko base」

2022年山梨の魅力が集結する「旅の駅 kawaguchiko base」が開業しました。

約4000坪に及ぶ敷地で2000品目以上の商品を取り扱い、契約農家から届く鮮度抜群の青果や、地元の事業者と協働で製造した商品が所狭しと並びます。

「本物のおいしさ」を追求して邁進する旅の駅から目が離せません。

目次

契約農家100軒以上!地場食材が豊富に揃う「あさま市場」

希少品種を含めて10種類以上!特産品の桃とぶどう

旅の駅kawaguchikobase

鮮度にこだわった「あさま市場」の青果コーナー。ぶどうに分類されるマスカットの旬は8月~10月ですが、旅の駅では寒さが厳しくなる12月中旬でも地元のシャインマスカットが手に入ります。

それは生産者が特産物を熟知しているからこそ成せる技。

旬の時期には、ぶどうだけでも6~7の契約農家から複数の品種が届きます。2022年は珍しい品種の「ピッテロビアンコ」やハート型の「マイハート」も並んだそう。

甘くてシャッキ!とうもろこしといえば、山梨ずら

旅の駅kawaguchikobase1

果物王国の山梨は、野菜の栽培にも適しています。中でもとうもろこしは、熟練の栽培技術で糖度が20度に至るブランドも存在するほど。

6月には旅の駅にも糖度18度を誇るミルキースイーツやきみひめ、白や赤のとうもろこしも並ぶそうです。

とうもろこしの商品化が目立つ中で、ひときわ鮮やかなパッケージの「バンバンコーン コーンスナック」。社員が考案した力作で、キャラクターには伴(ばん)社長を起用しているそうです。

標高200mから1,200mで栽培!人気野菜から珍しいものまで

旅の駅kawaguchikobase2

12月下旬に訪れた旅の駅では、金時やシルクスイート、紅はるかなど山梨の特産物であるさつもいもが多く並び、珍しい野菜も見られました。

中でも大塚にんじんは1mを超えるものもあり、ひときわ目を引きました。通常にんじんは年に2~3回収穫できますが、大塚にんじんは年に1回冬季にだけ収穫されるそうです。

大塚にんじんは火山灰でできた土壌で栽培され、糖度や香りが高いのが特徴です。その傍らには山梨特産のむかごやクレソンが並びます。

巡り合うが由来。旅の駅のプライベートブランド「MEGU」

ワインビネガー使用、芳醇な「コーンドレッシング」

旅の駅kawaguchikobase3

「MEGU」は、地域にゆかりのある食材を使ったり地元業者と協業して、体にも良い「本物のおいしさ」を求めて商品化に励んでいます。

そのひとつが、山梨県産のとうもろこしをふんだんに使ったコーンドレッシング。とうもろこしと白ワインビネガーの相性が良く、コクとうま味が引き立ちます。

すり潰された粒が野菜に彩りを添え、とうもろこし本来の風味を楽しめます。茹でたじゃがいもやブロッコリーとの相性も抜群ですよ。

製造業者ともコラボ!無添加にこだわった「焼肉のたれ」

旅の駅kawaguchikobase4

続いて「MEGU」シリーズでおすすめしたいのが、無添加 焼肉のたれです。

「生づくり焼肉のたれ」を得意とする地元の製造業者、味研と協業して開発された、非加熱製法で製造されています。

これまでありそうでなかったフレッシュな味わいと、本来の風味が生きている「たれ」です。

独自のノウハウにより、生づくりにもかかわらず賞味期限240日を実現。おいしいうえに無添加で、さらに持ちもいい三拍子揃った調味料です。

地元にある良いものを世に出したい

旅の駅kawaguchikobase5

「MEGU」シリーズにはその他にも「旅するプリン」「カステラ」「鳴沢菜ラー油」などがあり、これからも続々と新商品が登場するそうです。

社員の松野さんによると、

「山梨でまだ発掘されていない魅力的な商品や業者にフォーカスし、表に出てこなかった商品や食材を商品化させて世に送りだして共に良い関係を築くこと。それが我々の喜びです。」

とのこと。そんな熱い想いで河口湖から山梨を盛り上げていらっしゃいます。

ぶどう農家にフォーカス!「7c|seven cedars winery」

第1号「デラウェア&ジーガレーベスパークリング」

旅の駅kawaguchikobase6

旅の駅に隣接する形で、2022年8月に富士河口湖町初となるワイナリー「7c|seven cedars winery(セブンシダーズワイナリー)」も開業しました。

12月には同ワイナリーの最初の商品「デラウェア&ジーガレーベスパークリング」が登場しています。果実のような甘く芳醇な香りで、ドライな口当たりにうま味が後を引くスパークリングワインです。

今後はワイナリーの周辺でぶどうの栽培もさらに拡大していくようなので、これから登場する「7c winery」のワインにも注目です!

山梨の誇りをかけたワイン作り!ぶどう農家の個性を活かす

旅の駅kawaguchikobase7

「7c winery」は、日本醸造家100人に選ばれた鷹野ひろ子さんを据えてワイン事業を展開。

栽培者ごとに変わるぶどうをしっかり見極めて製法を考えるなど、丁寧にワイン造りを進めています。

山梨で地に足をつけてぶどう栽培をしてきた人々へのリスペクトと、醸造家である鷹野さん自身の集大成として河口湖からおいしいワインを生み出していくようです。

赤ワインならマスカットベリーエー、白ワインなら甲州

旅の駅kawaguchikobase8

2023年には100軒を超えるほどの勢いがある山梨県のワイナリー。キスヴィンのように入手困難なワインもありますが、オーナーの縁でそれらのワインが並ぶことも。

ワインセラーには常時150種類以上が揃い、16度で管理されています。迷ったら山梨の代表品種マスカットベリーエーと甲州がおすすめです。

また、ひと口分から購入できる試飲コーナーは、青果が並ぶあさま市場の中央に設けられ、さらに奥に進むとワインセラーがあります。

開放的な空間で地場食材を堪能「テラスキッチン」

連なる山の景色を眺め、澄んだ空気を肌で感じる

旅の駅kawaguchikobase9

旅の駅には、景色を眺めながら食事が楽しめるレストラン「テラスキッチン」があります。

数年後には敷地内にヒーリングガーデンの開設も予定しているそうで、建物の周りや駐車場はあえて緑の多いデザインで公園のような設計にされています。

屋内レストランもあり、あさま市場で購入した惣菜やデザートも飲食可能です。

旅の駅から山梨の肉選手権!甲州牛、富士桜豚、信玄鶏

旅の駅kawaguchikobase10

テラスキッチンには山梨ブランドの食材が勢揃い。地元にゆかりのあるこだわりの食材を使い、季節ごとに調理法を変えて提供しています。

例えば等級ランク4~5等の甲州牛を使ったメニューには、「ほうとうグラタン甲州牛デミグラスソース」。

甘い脂が評判の富士桜ポークを使ったメニューには、「富士桜ポーク ソースかつ丼定食」。

うま味に定評がある信玄鶏を使ったメニューには、「信玄鶏と季節野菜のガーデンドリア」などがあります。

地元食材で挑戦!アレンジすることで新たな魅力発見

旅の駅kawaguchikobase11

テラスキッチンのグランドメニューは40種類、併せて季節の限定メニューが登場します。

キッチンリーダーの千葉さんによると「夏は冷製のほうとうも用意していて、ほうとうの違う食べ方をあえて推奨していければと考えています。」とのこと。

千葉さんのメニューに対する考え方は、遠方からの来客者のみならず、地元の食材を食べ慣れている人にも新たな発見を与えて、楽しい時間を提供してくれそうです。

まだまだ魅力が盛りだくさん「旅の駅 kawaguchiko base」

買いたいものだらけ!心躍る魅力溢れる品々

旅の駅kawaguchikobase12

館内には、まだまだ魅力溢れる商品が並んでいます。山梨県産のフルーツと花びらを使ったコンフィチュールは全て天然素材のみを使用。

年に1度しか採卵しない黄金いくらや熟成ワインビネガー、渾身の一杯桑の葉茶、ブランド魚「富士の介」、富士山を模したカラフルな干菓子など、気になる商品が盛りだくさんです。

惣菜のイートインやテイクアウトにも注目

旅の駅kawaguchikobase13

他にも魅力がいっぱいの旅の駅。地元の老舗グリル店と老舗パン屋の系列店がテナントに入っているので、テイクアウトでも本格的な味を楽しめます。

あさま市場にはテラスキッチンで作られた惣菜やスイーツも並び、テラスやレストランで飲食が可能です。

中でも旬の時期に登場するマスカットゼリーと桃ゼリーが大人気で、2022年の8月は午前中で完売していたそう。富士北麓のブランド米のおにぎりや、古代米のおはぎも見逃せません。

使いたいものだらけ!山梨の想いが宿る伝統工芸品

旅の駅kawaguchikobase14

旅の駅では伝統工芸品も販売されています。例えば、市川大門の和紙ブランド大直が提案する「SIWA|紙和」シリーズ。

耐過重対象は5㎏~10㎏という驚異の和紙を開発してバッグや筆箱、名刺入れなどを製造しています。薄くて軽いという和紙の特徴に加えて、濡れても破れにくくなりました。

旅の思い出に、こうした伝統的なアイテムを購入するのもおすすめですよ。

河口湖の新たな観光スポット。山梨の良いものは旅の駅にあり!

河口湖にある「旅の駅 kawaguchiko base」は、山梨の良いものを掘り起こして世の中に広めるため、精力的に取り組んでいる場所でした。

人との良い繋がりによって、多くの人が幸せになれる好循環が生まれています。いつ行っても新たな発見がある場所、河口湖にできた新しい旅の拠点に足を運んでみてください。

旅の駅 kawaguchiko baseへのアクセス

  • 【住所】山梨県南都留郡富士河口湖町河口521-4

    【料金】なし

    【駐車場】181台(無料)

    ※掲載時の情報です。最新の情報は公式サイトをご確認ください。