伊豆の七不思議「独鈷の湯」とは?修善寺温泉の歴史と甘味を堪能しよう
伊豆市|【更新日】2023年4月9日

修善寺温泉街にある「独鈷の湯(とっこのゆ)」。修善寺を訪れたら必ず見るべきシンボル的観光スポットです。
今回は「独鈷の湯」にまつわる逸話や修善寺の定番スポット、その周辺情報をお届けします。
目次
伊豆の七不思議!空海が湧き起こした「独鈷の湯」
修善寺温泉の不思議な起源
伊豆半島には不思議な伝説があり、伊豆七不思議と呼ばれています。
未だ解明されていない謎の神池、汚れた心の人が渡るとゆれる橋など。その中のひとつに「独鈷の湯」があります。
独鈷の湯は、伊豆最古の温泉である修善寺温泉の中心部に湧く湯で、同温泉の象徴的な場所として親しまれています。
少年の心に感激!空海が湧出させた霊泉
独鈷の湯の歴史は長く、その昔、空海が修善寺を訪れた際に、少年が病の父の体を川の水で流しているのを見て、霊泉を湧き出させたそうです。
その湯で少年の父の病が治癒したという噂が広まり、温泉の文化が根付いたことが、修善寺温泉の始まりとも言われているのです。
階段を降りていくと、独鈷の湯のすぐ側まで近づくことができますが、現在入浴は不可。
桂川を一望!無料の足湯「河原湯」でほっと一息
河原湯は独鈷の湯のすぐ近くにあり、目の前に桂川が望める絶好の場所。現在は足湯として開湯されていて、数分で体がポカポカしてくるほど温かい湯が特徴です。
風情のある木造の湯屋造りと周囲の自然を眺めながら、ゆっくりと足湯をすると旅の疲れも癒されますよ。6人~7人でも利用できるスペースがあるので、家族で訪れるのもおすすめ。
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伊豆名産を堪能。Caf’e弘乃で「わさびアイスクリーム」
ピリッとした辛さと甘味が癖になる
河原湯のすぐ側には「Cafe弘乃」というカフェがあります。看板商品は、伊豆名産の生わさびを使用した生わさびソフトクリーム!
注文してからわさびをすりおろしてくれるので、とても新鮮です。
わさびの辛味がバニラの甘さに包まれて、癖になる味わいに。ソフトクリーム7対わさび3くらいの割合がおすすめです。
散策に疲れたら、ゆっくりできるカフェスペースへ
アイスクリームの他にもメニューが豊富にあり、コシがあり栄養価が高い黒米餅なども人気ですよ。
食べ歩きもいいですが、左手にカフェスペースもあるので、一息つくにはぴったりの場所です。
足湯と甘味で気分リフレッシュ
写真は、わらびもちのソフト、きなこと黒みつがけ。生わさびソフトクリームも美味しかったですがこちらも絶品。カフェも足湯も旅や散策の疲れを癒すのにぴったりです。
修善寺温泉始まりの場所を堪能
歴史ある伊豆の修善寺は見どころがたくさん。訪れる前に独鈷の湯はもちろん、修善寺温泉の歴史を少し知っておくと、散策もより充実しますね。ぜひ風情ある修善寺に足を運んでみてください。
独鈷の湯へのアクセス
- 【住所】
静岡県伊豆市修善寺
【料金】 なし
【駐車場】なし
※掲載時の情報です。最新の情報は公式サイトをご確認ください。