長湯温泉の温泉街から少し離れた小高い丘のふもとに建つ一軒宿。近くの権現山には、斜面の植え込みを刈り込んで描かれた大きな“温泉マーク”も。観光スポット久住高原にも車で10分ほどとアクセス抜群。

全9室の客室は和室と和洋室の2タイプ。すべて2階にあるので、見晴らしがよく、田園風景を眺めながらゆっくりとくつろげます。長湯温泉では数少ないツインベッドを完備している和洋室は、シニア層に人気です。

「山の湯　かずよ」は小さな子ども連れでも安心して過ごせる宿。大浴場の休憩スペースには、絵本や落書き帳の本棚も備えています。おにぎりやハンバーグなどが入ったお子様ランチも用意可能です。

男湯・女湯の仕切りとして設けられた、2メートルを超える“柱状節理”（石柱）の屏風は圧巻。吹き出し口から、浴槽、床に至るまで覆われた析出物（スケール）が、温泉成分の濃度の濃さを物語っています。

女将自ら手を振るう会席料理は、豊後牛の溶岩焼きと名物エノハの唐揚げをメインに、彩り豊かな品々が並びます。季節野菜の天ぷらは、自家農園の野菜や山菜の旨みをじかに感じることができる一品。

旧岡藩献上米「綿田米」を湧水で炊いた白飯に、地元養鶏場から仕入れた卵をのせて頂く卵かけご飯は絶品！自家製の漬物や地元の豆腐屋さんが毎朝届けてくれる出来立ての豆腐など、滋味あふれるメニューがずらり。