かつて金鉱山があった乙原地区に佇む老舗旅館「べっぷ昭和園」。重厚感のある正門をくぐると、離れや日本庭園など約6000坪もの広大な敷地が広がります。JR別府駅から、無料送迎も行っていますよ。

11棟の離れ客室は、露天や内湯付き、バリアフリー対応など全6タイプ。一戸建てなので、周りを気にせずプライベートな空間を楽しめます。最大6、7名まで宿泊できる客室もあり、グループや三世代旅行などにもおすすめです。

裁縫セットや爪切りなど充実したアメニティが揃う客室。和柄の巾着は持ち帰りもできるのでうれしいですね。大分の地ビールも1本無料で用意。フロントでも販売していて、料理長特製のポン酢やオリジナルの入浴剤なども購入できます。

金脈から湧き出る湯を堪能できる温泉。源泉にはマイナスイオンが多く含まれ、若返りも期待できるのだとか。石造りと檜の湯船がある広々とした貸切風呂も完備。宿泊者は無料で利用可能です。

日本庭園や敷地内を流れる乙原川では、季節ごとに異なる表情を眺められます。日々の喧騒を忘れ、豊かな自然を感じリフレッシュ。6月下旬から7月にかけては、乙原川で蛍が見れることもあるのだそう。

月替わりの懐石料理は、豊後牛や豊後街道の鮮魚など大分県産の食材が中心。こだわりの出汁は、昆布、かつおのみならず野菜や魚からじっくりとひいています。朝夕部屋食なので気兼ねなくじっくりと味わって。

豊富な品数の朝食は、ふっくらとやわらかい焼き魚の一夜干しや、深い味わいの出汁巻き卵など手の込んだ食事が並びます。連泊してもメニューが異なるので、毎日新しい味を楽しめます。

約6000坪もの敷地内を流れる乙原川では、初夏の風物詩でもあるホタルを眺められるのだとか。川のせせらぎや、鳥のさえずりに耳を傾け、夏の訪れを心身ともに感じましょう。