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【投稿日】2020年07月28日(火)| 北海道発
今、知床の小型観光船がピンチ!
2015年に世界遺産に登録され、今年で15年を迎えた知床。大迫力の自然が織りなす断崖絶壁の風景や、ヒグマウォッチングなどが楽しめる観光船は、知床でしか味わえない貴重な体験をもたらしてくれます。知床半島の観光船は、大きく分けて斜里町側のウトロ港発着の船と、羅臼町側の羅臼港発着の船があります。船のサイズも大小さまざまですが、中でも小回りのきく小型船クルーズでは、断崖絶壁に手が届きそうな距離で近づいたり、野生動物をより間近で観察できるなど、ダイナミックな体験を楽しめます。▲一番人気は知床半島の先端を目指す、約3時間の「知床岬コース」!▲遭遇率約95パーセント?! ヒグマを船上から観察しかし、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い、知床の観光客の減少が止まりません。今年1月~2月より各社で予約受付を開始したものの、緊急事態宣言の発令で予約は完全にストップ。6月以降は最少催行人員不足の日が続き、運航できる便もしばしば。このままでは、売り上げが減少し、貴重な知床の小型観光船クルージングが楽しめなくなってしまう可能性も...…。そこで、知床半島の西・ウトロ側で小型船クルージングツアーを運航する4つの事業社で結成された「知床小型観光船協議会」が、事業の存続と知床観光の未来をかけたクラウドファンディングをスタートさせました。例年、知床ウトロの海は9月下旬頃から波の高い日が続くため、ツアーの運航は5月~9月下旬までの5カ月弱だけ。シーズンが短いこともあり、新型コロナウイルスの影響は図りしれません。目標額は500万円。資金は、船舶の維持管理費のほか、事業の運営費やリターン品の制作・送料などに活用予定です。▲リターン品は5パターンを用意知床限定のグッズや、知床産の海産物の詰め合わせセット、観光船6年間乗り放題チケットなど、1000円~30万円の支援金額に応じて個性豊かなリターンが行われます。さらにプロジェクト終了後には、観光船乗り放題チケットを購入した人を対象に抽選を実施。当選者には豪華な商品がプレゼントされるというから、見逃せません。クラウドファンディングの期間は2020年7月1日(水)~8月16日(日)。プロジェクトの詳細はこちらのページをチェックしてくださいね。■知床小型観光船 応援プロジェクト【主催】知床小型観光船協議会▼加盟知床クルーザー観光船ドルフィン(有限会社ホワイトリリー旭川)ゴジラ岩観光(有限会社丸は宝来水産)知床遊覧船(有限会社知床遊覧船)知床世界遺産クルーズFOX号(有限会社フォックス)【支援ページ】https://camp-fire.jp/projects/view/282112
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