1. ウポポイ(民族共生象徴空間)|2020年7月オープン! 白老町でアイヌの伝統文化に触れる

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ウポポイ(民族共生象徴空間)|2020年7月オープン! 白老町でアイヌの伝統文化に触れる

【投稿日】2020年07月12日(日)| 北海道発

民族共生象徴空間(ウポポイ)

北海道の白老町(しらおいちょう)に「ウポポイ(民族共生象徴空間)」が2020年7月12日(日)にオープン。アイヌ民族の歴史や文化を展示物や体験プログラムを通じて学ぶことができる施設です。愛称「ウポポイ」は、アイヌ語で「(おおぜいで)歌うこと」を意味します。

▲(公財)アイヌ民族文化財団提供▲(公財)アイヌ民族文化財団提供

新千歳空港から車で40分、札幌市内からは車で1時間。虎杖浜たらこや白老牛などの有名な特産品が多い白老町は、先住民であるアイヌ民族の多い街です。街の歴史の基礎を築きあげてきたアイヌ文化は町づくりの背策の一つにもなっており、2019年には「アイヌ新法」が施行されました。

▲(公財)アイヌ民族文化財団提供▲(公財)アイヌ民族文化財団提供

ポロト湖畔に誕生する施設内には、先住民族アイヌを主題とした日本初の国立博物館「国立アイヌ民族博物館」のほか、さまざまなプログラムを通じてアイヌ文化を体験できる「国立民族共生公園」があります。

文字▲(公財)アイヌ民族文化財団提供

体験プログラムの中には、アイヌ舞踊に使われる楽器「ムックリ」や「トンコリ」の演奏体験や、アイヌ民族の食事の調理や実際に食べる体験もあります。また、子ども向けの体験プログラムも充実。どの年代でも展示だけではなく全身を使った体験を通し、アイヌ文化を身近に感じられます。

▲(公財)アイヌ民族文化財団提供▲(公財)アイヌ民族文化財団提供

歩き回って見学や体験をした後は、アイヌ工芸品や博物館展示に関連した書籍や、軽食などを販売する「ミュージアムショップ・カフェ」へ。思い出の品を買ったり、ゆっくりと語り合う場もあります。

新型コロナウイルス感染拡大防止のため、しばらくは1日当たりの入場者数を制限。入場には事前予約制を設けており、ネット(公式サイト)と全国の主要コンビニで購入することができます。一部体験プログラムの取りやめも実施しているので、お出かけの際は事前に確認を。

この夏オープンの「ウポポイ」へ、アイヌ文化と白老町の自然を体感してみては?

■ウポポイ(民族共生象徴空間)
【住所】北海道白老郡白老町若草町2丁目3
【問い合わせ(電話)】公益財団法人アイヌ民族文化財団 民族共生象徴空間(ウポポイ)運営本部 0144-82-3914
【営業時間】2021年4月1日(木)~7月16日(金)、8月30日(月)~10月31日(日):平日9時~18時、土日祝9時~20時
      2021年7月17日(土)~8月29日(日):9時~20時
      2021年11月1日(月)~2022年3月31日(木):9時~17時
【定休日】月曜日(祝・休日の場合はその翌日以降の平日)・年末年始(12月29日から1月3日)
【入場料】個人 大人1200円 高校生600円 中学生以下無料
     団体(20名以上) 大人960円 高校生480円 中学生以下無料
【公式サイト】https://ainu-upopoy.jp/

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