北海道発!「ローカル旅行」の楽しみ方から予約まで
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【投稿日】2019年12月18日(水)| 北海道発
「新子焼き」というものをご存知でしょうか。新子焼きとは北海道旭川市が発祥の「若鶏の半身焼き」のこと。旭川のグルメと言えば有名なのは旭川ラーメンですが、新子焼きも戦後から愛されている旭川のソウルフードなのです。今回は旭川市民に愛される庶民のごちそう「新子焼き」を求め、地元民が集まるはしご酒の聖地、5・7小路ふらりーとにある「焼鳥専門 ぎんねこ」へ行ってみました。この日お店へ伺ったのは午後1時過ぎ。焼鳥専門 ぎんねこは平日も「昼呑み」ができるお店で、この日もお昼からお客さんが次々来店していました。看板には「素通りはゆるしませんぞ」の文字が!焼鳥のいい香りが漂う中、素通りはとてもできません。まずはお通しを頂きます。白菜の浅漬けは生姜がきいていて、すでにお酒が進みます。まずはメニューのおすすめ「串のフルコース」をオーダーしました。鶏レバー・金柑・かしわ・鳥モツ・砂肝・豚舌・ヒナ皮…と絶妙な焼き加減の串が次々とテンポよく運ばれてきます。タレと塩、どちらにするかはお店にお任せ。お肉に一番合う味付けで作ってくれますよ。串にはお酒のぬる燗を。「鳩かん」と呼ばれる熱燗徳利は直火にかけて燗をするのだそう。ぬる燗のことを常連さんは「だら燗」とオーダーしていました。粋ですね!続いては、こちらも看板メニューで旭川のご当地グルメ「ちゃっぷ焼き」をオーダー。「ちゃっぷ焼き」とは、昭和20年頃に旭川で誕生したメニューで豚肩ロースを焼いたもの。当初は「ちょっぷ焼き」と呼ばれていたのだそうです。現在旭川市内では「ちゃっぷ焼き」という名前で呼ばれ、今や多くの焼鳥屋さんで提供されるメニューとなりました。豚肩ロースとは思えない柔らかさと、香ばしいタレ、添えられた甘いタマネギも絶品です。創業昭和25年から継ぎ足して使い続けているタレがしっかりからみ、炭火のいい香りがしてとても香ばしいんです。ご飯の上にちゃっぷ焼きを載せた「ちゃっぷ丼」もありました。お食事メニューがあるのも嬉しいですね。「新子焼き」にも、その香ばしいタレと塩が選べます。サイズ感はボリューム満点。とても一人では食べきれない大きさです。お店のスタッフさんが「写真を写しますか? 写したら食べやすく切りますよ」と声をかけてくれました。とても香ばしいかおりに待ちきれません。壁にはクリスマスに向けて、「新子焼き」と「ちゃっぷ焼き」の案内が貼られていました。“クリスマスのローストチキン” として、たくさんの食卓に旭川の新子焼きが並ぶのでしょうね!この季節は予約が殺到し、一日中「新子焼き」を焼き続けるのだとか。なんとその数、1000個以上。クリスマスだけでなく、お正月やちょっとした記念日にもいいですね。冷凍真空パックで地方発送をしてくれるのは、この「焼鳥専門 ぎんねこ」だけ。数に限りがあるので、クリスマスに頂きたい方は早めに注文しましょう。焼鳥専門 ぎんねこ ネットショップhttps://ginneko.base.shop/新子焼きを扱うお店は旭川市内にいくつかあり、ぎんねこの店主・久保さんが中心となって平成24年に「新子焼きの会」を立ち上げました。公式HPには、各店の場所や新子焼きの特徴を記載。市内には50店舗ほど新子焼きを提供しているお店があり、「新子焼きの会」に加盟しているのはそのうち10軒です。旭川市民だけではなく、観光客にも愛される名物となっているの新子焼き。旭川へ立寄った際は、旭川ラーメンだけじゃない市民のソウルフード「新子焼き」を、ぜひ堪能してみてはいかがでしょうか。■焼鳥専門 ぎんねこ【住所】北海道旭川市5条通7丁目 5・7小路ふらりーと【営業時間】13:00~22:00【定休日】月曜日【問い合わせ(TEL)】 090-1641-9992【公式サイト URL】http://www.ginneko.co.jp/
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