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美瑛町の農地と景観を守りたい! 地元農家が立ち上げた新プロジェクト
【投稿日】2019年06月14日(金)| 北海道発

北海道・美瑛町は年間の観光客数が160万人を超える人気観光地。しかし、観光客が写真撮影などで農地に無断侵入し、畑や農作物を踏み荒らしてしまうなどの“観光公害”にも悩まされてきました。
そこで、美瑛町の地元農家が立ち上がり2019年5月24日(金)から開始された「美瑛畑看板プロジェクト」。この取り組みは、クラウドファンディング「JAPANKURU FUNDING」にて資金を募り、 農地の未来を守り訪れた観光者との良好な関係を構築するべく農地の各ポイントに特別な看板を設置するというもの。

「美瑛畑看板プロジェクト」が実現すれば、農地の美しい景観をバックにベストショットが撮影できるスペースを設け、農地所有者の名前を明記した看板を設置します。農家の思いを観光客に直接伝えることで、農家と観光者がより良い関係を築くための第一歩となることを願ったプロジェクトなんです。

▲看板のQRコードは農家のメッセージ動画、SNSやECサイト、協力金の支援を募るサイトにリンクするというユニークな仕掛け。
クラウドファンディングの期間は2019年5月24日(金)~6月28日(金)。なんと開始3日で目標を達成した注目プロジェクトで、今も支援の声は増え続けています。
目標金額を100万円に定め、1口3000円~20万円で金額に応じてさまざまなリターンが行われます。美瑛町の活性化や環境保護、新たな魅力発信に繋がるこの取り組み。気になる人は、ファンディングページや公式フェイスブックをチェックしてくださいね。
■「美瑛畑看板プロジェクト」
【公式フェイスブック】
https://www.facebook.com/farmland.biei/
【クラウドファンディングのサイト】
https://japankurufunding.com/