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【投稿日】2017年12月28日(木)| 北海道発
函館の旧市街地(西部地区)で春と秋の年2回、1日限りで行われているイベント「函館西部地区バル街」をご存知でしょうか?開始から14年、計28回の開催を数えるこのイベントは地元民のみならず、全道、そして全国各地から人が集まる人気の飲み食べ歩き企画。近年では1度に約4000もの人が訪れるまでに成長した、北海道を代表するイベントです。その「函館西部地区バル街」が、このほど2017年度の「GOOD DESIGN AWARD(グッドデザイン賞)」でグッドデザイン特別賞地域づくり部門とグッドデザイン・ベスト100を受賞しました。「函館西部地区バル街」は例年4月と9月に1日限定で開催。参加者は事前に5枚綴りのバル街チケットを購入し、付属のマップに記された約70店の参加店を自由に巡って、ドリンクとピンチョー(ピンチョス)と呼ばれる軽いおつまみ料理を立ち飲みや相席で楽しむものです。▲ビールとピンチョー(ピンチョス)の一例。アルコールを楽しむというよりも、一緒になった人たちとの会話や雰囲気を楽しむというところに魅力があります。▲バル街で人気の“振る舞いサービス”で生ハムを切っている実行委員会の深谷代表(左)。生ハムをパンに載せ、ワインやチーズも提供します。今回のグッドデザイン賞へは、公立はこだて未来大学教授で同賞審査員を務める岡本誠氏の審査員推薦での応募。-----------------------------------「函館市民にとって教会群や赤レンガ倉庫などがある旧市街地(西部地区)は、観光客や観光業者のための場所と認識されていたが、バル街によって市民があらためてこの地区に立ち寄る機会となった」「参加店の多くが西部地区内の既存店舗のため、普段どおりの店を使い、イベントのためのテント設営などは要さない『あるもの活かし』となっている」-----------------------------------函館西部地区バル街の公式サイトによると、上記の点などが高く評価されグッドデザイン特別賞地域づくり部門の受賞に繋がったようです。▲11月に行われたグッドデザイン賞のプレゼンテーション会場の様子。-----------------------------------「このイベントほど全国に広まった食による地域興しイベントはないのではないだろうか」「リーダー的存在の深谷氏は、函館にあるスペイン料理店の店主で、バル街だけでなく世界料理学会の開催など函館の活性化に人生を捧げていると言っても過言ではない。全国各地からの視察に対応し、他地域での開催に関しても無償でノウハウを提供している」-----------------------------------という総合評価(グッドデザイン賞公式サイトより引用)からベスト100受賞にも至りました。全国に広がっているバル街イベントの先駆け、「函館西部地区バル街」。グッドデザイン賞の受賞で、次回はより盛り上がりをみせること間違いなし。次回第29回の開催は、平成30年(2018)4月22日に予定されているので、気になる人は随時公式サイトをチェックしましょう。
■函館西部地区バル街【主催】函館西部地区バル街実行委員会【公式サイト】http://www.bar-gai.com/
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