1. 流氷物語号|冬限定の観光列車でオホーツクの「物語」を感じて

流氷物語号|冬限定の観光列車でオホーツクの「物語」を感じて

【投稿日】2022年12月12日(月)| 北海道発

流氷物語号

冬限定でオホーツク海沿岸を走る観光列車「流氷物語号」。2016年2月まで運行していた「流氷ノロッコ号」の後継として、2017年からスタートした観光列車です。JR網走駅~知床斜里駅間を走り、途中の北浜駅に設けられた展望台からも流氷を見られるなど、該当エリアの冬の魅力が堪能できますよ。

「流氷ノロッコ号」は、木製の長椅子や石炭のダルマストーブを配置したレトロな車内の雰囲気や、冬の海を埋めつくす流氷を車窓から楽しめる列車として、人気を博しました。しかし、けん引に使用していたディーゼル機関車の老朽化により今後の運行は難しいとして、惜しまれながらも引退となったのです。

流氷物語号
▲画像提供:JR北海道

北海道内外の旅行者から、『一度は体験したい』という声があがる、鉄道による流氷観光。その要望を受け、運行が決まった「流氷物語号」は冬のオホーツクの雄大な景色から「物語」を感じてほしいという思いから名付けられました。

「流氷物語号」今年度(2024)の運転期間は2024年1月27日(土)~2月25(日)
3月1日(金)~3月3日(日)。網走~知床斜里間を1日2往復し、2両編成で全席自由席となっています。

流氷物語号ヘッドマーク

流氷物語号サボ
▲ヘッドマークとサボ(画像提供:JR北海道)

乗車途中にはお楽しみも。知床斜里行きの下り列車は「北浜駅」で10分ほど停車し、展望台からオホーツク海や白く化粧した知床連山を望むことができます。また、網走行きの上り列車は途中の「浜小清水駅」に約20分停車。駅に隣接する道の駅「はなやか(葉菜野花)小清水」でショッピングを楽しめますよ。

流氷物語号

車体デザインは2種。オホーツクの空や海、流氷や北方民族衣装から想起される「青」をまとい、「知床連山」と「エゾスカシユリ」のイラストを配置した「オホーツクブルー」。そして、流氷をイメージしたホワイトの車両にオホーツクブルーで「流氷」と「クリオネ」を描いた「白」の車両となっています。

列車自体の爽やかな外観、そして列車からの壮大な景色を楽しみに、オホーツクの旅へ出かけてみてはいかがでしょうか。

■流氷物語号
【運転期間】2024年1月27日(土)~2月25(日)
3月1日(金)~3月3日(日)
【運転区間】JR網走駅~知床斜里駅 1日2往復
【運転時刻】下り/網走発:9時52分(1号)、12時45分(3号)
      上り/知床斜里発:11時30分(2号)、13時48分(4号)
【公式サイト】https://www.jrhokkaido.co.jp/travel/ryuhyo/


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【投稿日】2022年12月12日(月)【投稿者】たびらい編集部

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