1. 手打ちうどん 長木屋|日本一の川幅が生んだ、鴻巣が誇るB級グルメ

手打ちうどん 長木屋|日本一の川幅が生んだ、鴻巣が誇るB級グルメ

【投稿日】2020年03月10日(火)| 埼玉発

川幅彩うどん

埼玉県の鴻巣駅(こうのすえき)から徒歩5分のところにある、手打ちうどんの「長木屋(ながきや)」。鴻巣名物の「川幅うどん」を頂けるお店です。
川幅うどんは、鴻巣市を流れる荒川の川幅が“日本一”と国交省から認定されたことに因んで考案されたうどん。定義は、麺の横幅が5センチ以上であることです。

長木屋

長木屋は1891年の創業以来、この地で続く老舗うどん屋。うどんの麺に使う小麦粉は100%北海道産、つゆは鹿児島産の鰹節でとったダシをベースに使用しています。化学調味料は一切使用しないというこだわりです。

長木屋 店主

こちらは、長木屋の三代目・店主の田沼寛章さん。奥様と共に店をきりもりしています。

▲川幅彩(かわはばいろどり)うどん(860円/税別)
長木屋では、ご主人考案のオリジナルの具材を載せた川幅うどんが頂けます。こちらの「川幅彩うどん」は、荒川河川敷の季節の色をイメージした具材をトッピングした一品。
水菜は、春から夏の菜の花と稲、大根おろしは、冬に見える富士山の雪、花ガツオは秋の刈り取り、半熟卵は夏の太陽を現したのだそう。田沼店主のユーモアが詰まっています。

川幅彩うどんを食べるモデル

川幅をイメージしたうどんは、幅約8センチ! 長さは30~40センチ程あります。顔が隠れてしまうほどのサイズにびっくり。一般的なうどんのように、つるつるとすすることはできませんが、端から少しずつ頬張ります。

モチモチとした食感の麺は、食べ応えたっぷり。鮮度を保つため、うどんは注文を受けてから茹でているのだそう。濃いめのつゆがよく絡まって、口にする度にカツオの風味が感じられます。

▲「川幅御三家うどん(920円/税別)」
彩りが鮮やかで、女性に人気なのが「川幅御三家うどん」。10月から6月までの期間限定のメニューです。赤ピーマンの天ぷらと竹輪天は、鴻巣が誇る日本一の水管橋(すいかんきょう)を、彩豆腐は日本一のポピー畑、ひな壇ピラミッドは三角形の玉子焼き、と鴻巣の様々な日本一を具材で表現しています。

鴻巣の魅力とご主人のアイデアが詰まった一品。ぜひ、味わってみてくださいね。


■手打ちうどん 長木屋
【メニュー例】「天もり」(960円/税別)、「あげもちおろし」(790円/税別)
【住所】埼玉県鴻巣市本町5-5-2
【問合せ(TEL)】048-541-0371
【アクセス】電車:「鴻巣」駅から徒歩6分 車:首都圏中央連絡自動車道「桶川北本I.C.」から車で20分
【営業時間】11時30分~15時(L.O.14時50分)、17時~20時(L.O.19時50分)
【定休日】木曜
【駐車場】4台
【公式サイト】http://www.nagakiya.net/

【投稿日】2020年03月10日(火)【投稿者】たびらい編集部

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