1. どこか農場たまごカフェ|中富良野の長閑な景色と無農薬栽培の野菜を使った食事が楽しめる

どこか農場たまごカフェ|中富良野の長閑な景色と無農薬栽培の野菜を使った食事が楽しめる

【投稿日】2017年11月29日(水)| 北海道発

どこか農場たまごカフェ

北海道らしい雄大な景色や色づくラベンダーを求めて、全国各地から観光客が訪れる中富良野。比較的冷涼な気候から、夏は避暑地としても人気です。

中富良野観光の魅力は中心部だけでなく、少し足を延ばした先にも楽しみがいっぱいあること。そこでおすすめしたいのが「どこか農場たまごカフェ」という場所です。

どこか農場たまごカフェ

店があるのは中富良野駅から車で約10分、牧歌的な風景が広がる豊かな緑の中。道道298号線沿いの看板を目印に、道道705号線に入った先にあります。敷地内には飼育しているヤギやネコちゃんがいて、愛らしい姿に何だか心が和みます。

「どこか農場」は愛知県から移住したオーナーが、養鶏と無農薬栽培のベリー園からスタート。ハスカップやラズベリーなど季節ごとに収穫できる有機ベリーが10種類以上もあり、6月下旬~8月下旬には有料で摘み取り体験ができることから多くの親子連れで賑わっています。

ベリー農園と並行して生産を行っていたのが、無農薬栽培の米や野菜作り。自給自足、農家として販売できる数の生産に至るまで大変な苦労と時間を要したそうですが、安定した収穫の目途が立ち、その農産物を生かした食事を提供しようと平成14年(2002)にオープンさせたのが「たまごカフェ」です。

どこか農場たまごカフェ

カフェは例年6月上旬から10月下旬までの期間限定営業で、店舗は元々農家の納屋だった建物をオーナー自らの手でセルフリノベーションしました。2年の歳月をかけて移築・改修したそうで、手作り感と温かな雰囲気のある建物となっています。

客席は家族やグループで座れる6人掛けの席や木漏れ日の下の席があり、天井も高く開放感たっぷりです。

どこか農場たまごカフェ

▲食事メニューはランチタイムで提供している「和風ポトフ定食」のみ。

もちろん、自家栽培の野菜がたっぷりと使われています。季節によって採れる野菜が異なるので、料理内容は少し変わることがありますが、ダッチオーブンを使った鶏の和風ポトフをメインに、野菜の天ぷらや豆のサラダ、漬け物、農場の平飼い卵を使った温泉タマゴ、デザートと食べ応えある内容。自家米おぼろづきのご飯も付いています。

どの料理も野菜本来のおいしさを生かすため、味付けは必要最低限。やさしい味わいに仕上げています。和風ポトフも野菜から旨みが十分に出ています。1日35食~40食限定となっているので、定食目当ての人は早めに訪れるのがおすすめです。

どこか農場たまごカフェ

定食以外には「野菜の塩ケーキ」や米粉を使ったシフォンケーキ、「はちみつプリン」などのスイーツを用意。また、隣接する「極楽ベリー園」で採れたフルーツを使ったベリージュースも人気です。

写真のフルーツティーは平成29年(2017)の営業から登場した新メニュー。5種類のベリーをたっぷりと使い、600ccの大型ポッドでじっくり煮だします。色や味が時間をかけて変化するので、1杯目と2杯目で異なる味わいを楽しめるのでおすすめです。

「どこか農場」では、セルフビルドの1棟貸しコテージも運営。マイナスイオンいっぱいの緑に囲まれ「THE・北海道」らしい滞在が叶うので、気になる方はチェックを。

■どこか農場たまごカフェ(夏季限定営業)
【住所】北海道空知郡中富良野町東9線北13号
【交通】JR:富良野線中富良野駅から車で約10分
【駐車場】10台(無料)
【営業時間】10時~16時(ランチは11時~15時)
【定休日】木曜日、冬季
【料金】和風ポトフ定食1400円(税込)
    フルーツティー700円(税込)
【問い合わせ(TEL.)】0167-44-4220
【公式サイト】http://dococa.net

【投稿日】2017年11月29日(水)【投稿者】たびらい編集部

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