1. 市立函館博物館郷土資料館(旧金森洋物店)

市立函館博物館郷土資料館(旧金森洋物店)

【投稿日】2016年10月28日(金)| 北海道発

金森赤レンガ倉庫の前身「金森洋物店」の建物を活用した郷土資料館

電車通り沿いでひと際目を惹く、重厚な和洋折衷建築

今や函館観光のメインスポット「金森赤レンガ倉庫」は、渡邊熊四郎が明治13年(1880)に創業した輸入雑貨店「金森洋物店」から始まった。その建物を活用したのが「市立函館博物館郷土資料館(旧金森洋物店)」だ。和洋折衷の防火煉瓦造りで、北海道指定有形文化財に指定されている。資料館としての開業は昭和44年(1969)だが、老朽化にともない修繕。建設当時に限りなく近い形で復元され、平成12年(2000)にリニューアルオープンした。

展示物だけでなく柱や梁といった造りにも注目※写真提供/函館フ

2階建てとなっており、「明治時代の函館のハイカラ文化」を中心に、日本では1台しか現存していないという明治期のスイス製オルゴールやロウ管式蓄音機、アイスクリーム製造機など貴重な品々を展示。写真パネルやジオラマで、当時の店の様子や繁栄をわかりやすく紹介している。

【市立函館博物館郷土資料館】
・住所/北海道函館市末広町19番15号
・問合せ/0138-23-3095
・営業時間/4月~10月:午前9時~16時30分(午後4時30分までの入館で午後5時まで観覧可)
11月~3月:午前9時~16時(午後4時までの入館で午後4時30分まで観覧可)
・定休日/月曜日・毎月最終金曜日、祝日(ゴールデンウィーク期間中、11/3は除く)、年末年始(12月29日~1月3日)
・交通/(車)JR函館駅から約7分
    (電車)函館駅前から市電5系統「函館どつく前」行きに乗車し約8分、「末広町」電停で下車し、徒歩約1分

【投稿日】2016年10月28日(金)【投稿者】たびらい編集部

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