メイド・イン・ニセコのそばを羊蹄山の湧水で磨いて提供

羊蹄山麓・ニセコ連峰麓で栽培した在来そば「ぼたんそば」を食べられる蕎麦屋。100年以上前の農家の建物を再利用した、落ち着いたインテリアも印象的なグルメスポットだ。
店主である青木一廣さん自身がそばを育てており、常に挽きたて・打ちたて・茹でたての生粉打ちそば・田舎そばを提供してくれる。人気メニューは滝川市のカモを使った「鴨せいろ」と十割の「せいろ」。青木さんのつくる十割そばは、淡いグリーン色をしており、コシがある。所有地である“青木の沢”から引いた羊蹄山の湧水で打つそばは、喉ごしも抜群。
こだわりの薬味の種類はふたつ。江戸時代(寛永2年)から続く「やげん堀」の七味唐辛子と、青木さんが育てた「辛味大根」だ。この辛味大根は秋にのみ採れる季節限定の野菜だが、貯蔵施設で保温管理しているので、「農家のそば屋 羊蹄山」では1年を通して味わえる。