明治初期から続く、由緒ある霊泉

明治4年、原野の沢に病んだ鶴が舞い降り、傷を治して飛び去って行ったのを牧夫が見て、そこに怪我をした人や家畜を入れるとたちまち治ったことから、”鶴に教えられた温泉”というロマンチックな由来を持つ「鶴の湯温泉」。開湯は明治35年と北海道では歴史が古い。8月中旬には、庭園内の池一面に咲く蓮の花が見頃を迎えるので庭園散策もおすすめ。周りを静かな木々の中に位置するこの温泉は、心休まる場所だ。
泉質は含硫黄ナトリウム炭酸水素塩泉で、少し硫黄の匂いのする黄味がかった透明の湯。神経痛や皮膚の疾患、切り傷などに効果が期待できる、温泉好きにも評判の湯だ。内風呂のみの浴場は清潔感がある。館内には食堂も併設されていて宿泊も可能。
■鶴の湯温泉
【住所】北海道勇払郡安平町早来北町5番地
【電話番号】0145-26-2211
【交通アクセス】札幌より車で80分、新千歳空港より車で20分
【駐車場】有り
【営業時間】10時~21時
【定休日】水曜日(祝日は営業、翌木曜休)
【利用料金】大人500円、子供300円(3~12歳まで)
【公式HP】http://www.tsurunoyu.jp