1. 定山渓ネイチャールミナリエ|国立公園を舞台にした、自然と共創するライティングパフォーマンス

定山渓ネイチャールミナリエ|国立公園を舞台にした、自然と共創するライティングパフォーマンス

【投稿日】2023年05月10日(水)| 北海道発

定山渓ネイチャールミナリエ

1866年、修験僧・美泉定山(みいずみじょうざん)が湯治場を開いた定山渓温泉。大昔から継承される自然の豊かさを感じて楽しめるよう、「JOZANKEI NATURE LUMINARIE(定山渓ネイチャールミナリエ)」が開湯150周年の2016年にスタートしました。

温泉街と森がイルミネーションや、プロジェクションマッピングによって彩られるこのイベントは、東京駅の3Dプロジェクションマッピングなどを手がけた日本を代表するクリエイティブカンパニー「NAKED(ネイキッド)」によるものです。






会場に足を踏み入れると、木々や藤棚に設置された無数のイルミネーションに包まれます。円形のイルミネーションの中に入ることもできるフォトジェニックなエリアなので、まずはここで記念撮影をするのもオススメですよ。



イルミネーションの広場の奥は夜の森の散策路へと続き、雰囲気は打って変わって神秘的に。地面には蓮の葉や花、そして河童の皿をイメージさせる光が現れ、道の先へと誘います。



ほどなく進むと、一面の木々を照らすレーザーの光が来場者をお出迎え。森林の緑と人口の光で包み込まれるような、幻想的なアートワーク空間です。足元には水の波紋が浮かび上がり、それを踏むと河童の足跡が出現するインタラクティブな演出が施されています。



小川が流れる小さな橋を渡ると、今度は森の大木や落石に映し出されたプロジェクションマッピングの世界が広がります。自然に宿る生命の輝きが花のように咲き誇り、眠れる森が目を覚ますようなストーリーで演出。


▲紅葉の名所として知られる定山渓の名橋「二見吊橋(ふたみつりばし)」が、このイベントの最終章。

真っ暗な橋の床面には光の花々が映し出され、それと連動し奥深い渓谷にライトアップが行われます。ここでも河童が現れ、まるで一緒に歩いているかのような気分。終点の折り返し場所では、ミラーボールにより森全体に広がった光の粒子がJOZANKEI NATURE LUMINARIEの終着点として来場者を見送ります。




実は、温泉街にある足湯施設などさまざまな場所でもきれいなイルミネーションが施されています。不思議な灯りで彩られた定山渓の夜。浴衣姿でゆったりと渓谷と光のコラボレーションを楽しんでみてはいかがでしょう。

※画像は過去開催時のものです。今年度は内容が異なる場合があります。

■JOZANKEI NATURE LUMINARIE
※定山渓温泉宿泊者限定
【開催日】例年6月初旬~10月下旬
2023年は6月1日(木)~10月31日(火)
【開催時間】6月~8月/19時~21時 、9月・10月/18時~21時
【開催場所】二見公園~二見吊橋
【住所】北海道札幌市南区定山渓温泉西4丁目
【料金】入場無料
【交通】車/札幌市内中心部より約50分
    バス/停留所「定山渓湯の町」下車、徒歩3分
【駐車場】 なし
【問い合わせ(TEL)】011-598-2012(定山渓観光協会)
【公式サイト】
https://jozankei.jp/event/luminarie/

【投稿日】2023年05月10日(水)【投稿者】たびらい編集部

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