旧手宮線の廃線跡に、写真家たちが思い思いに展示。

小樽の市街地にひっそりと残る旧手宮線跡が年に一度、写真で埋め尽くされる。この写真展は、出展者それぞれが思い思いの方法で廃線跡に写真を展示するのが特徴。小樽・札幌の学生や社会人、プロカメラマン、趣味で写真を楽しむ人など、出店者の顔ぶれも実に多彩だ。決められたテーマや審査はなく、表現に正直で真剣であること、自ら搬入・搬出をすることなどが参加条件とされている。屋外なので24時間見学可能、夜間照明も完備。風に吹かれ、時には雨に打たれ、写真と空間が一つになるのも面白さの一つだ。毎年8月末から9月中旬の間に開催。
【住所】
北海道小樽市色内2丁目ほか(旧手宮線跡)
【交通】
(JR)函館本線小樽駅から徒歩約5分
【主催】
小樽・鉄路・写真展実行委員会
http://www.tetsuroten.org