北海道自然歩道 東大雪の道/上士幌町
【投稿日】2016年02月04日(木)| 北海道発
自然あふれる8.5キロの散策路

環境省が計画、整備を進めている長距離自然歩道の1つで、昔の国鉄士幌線跡、鉄道資料館から糠平湖に沿ってメトセップまでの約8.5キロの散策路。四季を通じて手軽に、楽しく、安全に自らの足で歩くことを通じて、豊かな自然や歴史・文化とふれあい、心身ともにリフレッシュし、自然保護に対する理解を深めることを目的とした歩道である。
日本で最も広大で原始性の豊かな大雪山国立公園のうち十勝岳連峰、トムラウシ山から石狩岳連峰にかけての稜線の南東側が東大雪と呼ばれる。山頂部では、エゾマツ、トドマツなどの北方性針葉樹林、さらにさまざまな野生動物も生息しており、ナキウサギ、ヒグマ、エゾシカなど、またクマゲラ、シマフクロウなど稀少な鳥類の生息地にもなっている。一帯はヒグマの生息域注意が必要だが、このような豊かな自然を感じながら、それらと人間の共存について考えながら歩いてほしい。途中、糠平湖や旧国鉄士幌線コンクリートアーチ橋梁群を見学することもできる。
■北海道自然歩道 東大雪の道
【住所】 河東郡上士幌町
【電話番号(問い合わせ)】 01564-4-2261(NPOひがし大雪自然ガイドセンター)
【交通】 車:JR帯広駅より車で約70分
バス:帯広駅前から糠平行き約120分 糠平営業所下車徒歩5分
【営業時間】 5月~10月
【駐車場】 無料
【設備】 上士幌町鉄道資料館・糠平駐車場公衆トイレ
【備考】 ウォーキングルート
始点:上士幌町鉄道資料館、終点:メトセップ 所要時間約3時間
【投稿日】2016年02月04日(木)【投稿者】たびらい編集部