1. 絵はがき「山線軌道」/支笏湖ビジターセンター

絵はがき「山線軌道」/支笏湖ビジターセンター

【投稿日】2016年01月08日(金)| 北海道発

「支笏湖ビジターセンター」は支笏湖の自然や動植物を画像やパネル、模型などを用いて紹介している施設。建物には支笏湖周辺を産地とする自然素材を使い、太陽光発電やヒートチューブによる地熱利用といった自然エネルギーを活用した環境配慮型の施設だ。

入館してすぐ左側のカウンターでは、観光パンフレットを配布するほか、ビジターセンターオリジナルの土産も展示販売。湖に生息する野鳥や魚のピンバッチや支笏湖の日本手ぬぐいなど、多彩なラインアップがある。

「王子軽便鉄道」を題材にした絵はがきシリーズ「山線軌道」も美しい。明治41年(1908)~昭和61年(1951)まで、支笏湖~苫小牧の間には森林資源や発電用資材を運搬する専用鉄道が走っており、蒸気機関車も運行していた。これは貨物輸送用だったが、後に山菜採りの人やヒメマス(チップ)釣りを目的にする人など一般客も乗せた路線で、「山線」と呼ばれ親しまれた鉄道だ。現在、王子軽便鉄道跡はサイクリングロードとして整備され、千歳市民に利用されている。

「山線軌道」は苫小牧の版画家・能登正智氏によるもの。6枚のシリーズハガキには、すべて“山線”を走った蒸気機関車が描かれており、とても味わい深い作品。

【住所】北海道千歳市支笏湖温泉
【交通】車:新千歳空港から約40分/札幌中心部から約1時間(国道453号経由)
【駐車場】あり(支笏湖駐車場:二輪車100円、乗用車410円/1日利用料※11月~3月休業)
【問い合わせ】0123-25-2404/千歳市支笏湖温泉
【営業時間】4月~11月:9時~17時30分/12月~3月:9時30分~16時30分
【休館】年末年始、12月~3月は火曜日(祝日の場合は翌日)
【利用料金】無料

【投稿日】2016年01月08日(金)【投稿者】たびらい編集部

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