海辺に石川啄木が佇み、津軽海峡と函館山を見渡すビュースポット

函館にゆかりの深い詩人・石川啄木。新しい生活の場を求めて来函し、132日間を過ごした。のちに「死ぬときは函館で死にたい」と手紙にしたためたほど、函館を愛していた。そんな啄木の像が寄贈されたことをきっかけに整備されたのがこの公園。啄木が愛した大森浜を望む場所に像が設置され、座像の下には「潮かおる 北の浜辺の 砂山の かの浜薔薇(ハマナス)よ 今年も咲けるや」の歌が刻まれている。
日中は函館山とどこまでも青く広がる津軽海峡、夜はその津軽海峡に浮かぶいさり火を見ることができ、観光の途中の休憩スポットとして立ち寄る人も多い。カメラの設置台があるので、セルフタイマーを使えば啄木と一緒に記念撮影することも。