世界の染織文化や歴史がひとめで分かる貴重なスポット

旭川市の北海道伝統美術工芸村にある国際染織美術館は、国内外のさまざまな染織美術を鑑賞できる美術館だ。
館内には、数千点の収蔵品のなかから、地域やテーマに沿って200~300点を展示。毎年展示替えを行うので、何度足を運んでも楽しめる。たとえば、3~5世紀・エジプトの「コプト裂」や、18世紀・インドの「タージマハルの飾り裂」、清代・中国の「蠎袍(もうほう)」、江戸時代・日本の「松に飛鶴文様小袖」などがずらり。天然繊維や天然染料を使った手織り時代の遺産&逸品を堪能してほしい。
なお、北海道伝統美術工芸村敷地内には雪の美術館や優佳良織工芸館もあるので、時間に余裕を持って訪れてほしい。