雪の冷たさと温かみを表現した、北海道ならではの手織り工芸品

旭川市にある雪の美術館は、雪をイメージした神秘的な観光施設。ショップでは、雪にちなんださまざまな商品を取り揃えている。なかでも、「雪の紋章」と名付けられた手織り工芸・優佳良織(ゆうからおり)の作品は、雪の美術館とゆかりの深い特別な品物だ。
優佳良織とは、旭川の染織作家・木内綾さんが発案し、国内外で高い評価を受ける工芸品。北海道の自然をテーマに、多彩な色に染めた羊毛を使ってデザインするのが特徴だ。「雪の紋章」は、〝日本一美しい雪が降る〟という地元・大雪山の風土を表現。温かい羊毛の質感に、銀糸を編み込むことで凛とした雪の冷たさを加えた。テーブルセンター2万2300円、花瓶敷き2800円、ミニセンター2300円、細ネクタイ9200円。
館内の内装にも、この「雪の紋章」が随所に生かされている。見学後は、旭川生まれの工芸品を、旅の記念に買い求めてほしい。