1. 【閉館】道の駅「望羊中山」裏手の「森の美術館」

【閉館】道の駅「望羊中山」裏手の「森の美術館」

【投稿日】2017年10月27日(金)| 北海道発

道の駅の上にひっそりと佇む美術館

美術館館内

中山峠の道の駅「望羊中山」の裏手にある「中山峠 森の美術館」が、平成29年(2017)11月5日(日)を最後に閉館することとなりました。

ここは、北海道の美術大学の学生や講師が描いた絵を中心に、常時約100~120点の作品が展示されている美術館。水彩や油彩の他にも、版画や彫刻など、さまざまな種類の作品を観賞できます。

森の美術館 フクロウ

館内で唯一写真が展示してある「カムイの世界」は常設の展示室で、室内が暗くフクロウの鳴き声が流れる仕掛けが施されています。巨大なフクロウの写真が、壁や天井など多方向に展示され、まるでフクロウの世界に人間が入り込んだかのような体験ができますよ。

美術館へは、望羊中山の裏山に続く坂道からでも、望羊中山2階からの連絡通路からも入場が可能。入館料は無料。周囲が森に囲まれていることもあり、館内はとても静かです。窓から差し込む木漏れ日や、聞こえてくる鳥のさえずりが、旅で疲れた体に潤いを与えてくれます。

森の美術館

平成12年(2000)6月のオープン以降、多くの人が訪れた施設ですが、厳しい自然環境で建物の損傷が激しくなり、美術作品の保管管理が難しくなったことから、惜しまれながら閉館が決まりました。

北海道の作家の伊吹を感じる作品を、この美術館で見られるのもあと少し。中山峠を訪れたら、ぜひ立ち寄ってみて。

■森の美術館
【閉館日】平成29年(2017)11月5日(日)
【住所】北海道虻田郡喜茂別町川上345番地
【電話番号(問い合わせ)】0136-33-3230
【交通】車:札幌中心部から約1時間10分(国道230号線経由)
      新千歳空港から約1時間40分(道央自動車道 恵庭IC→国道230号経由)
      喜茂別町から/国道230号線にて、約20分
    バス:札幌駅南口から道南バス洞爺湖温泉行きで約1時間25分、中山峠下車
【駐車場】無料
【営業時間】9時~17時(最終入場16時45分)
【定休日】年中無休
【利用料金】無料

【投稿日】2017年10月27日(金)【投稿者】たびらい編集部

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