
船上からの風景と展示物を一緒に撮影したい場合は、航海甲板に設置されている可変ピッチプロペラがおすすめ。プロペラに向かって右側からカメラを構えると、函館港と一緒に写真に収めることできる。プロペラの隣に人が立つと、よりその大きさが伝わりやすいだろう。
このプロペラは、実際に摩周丸に取り付けられていたもの。操舵室で推力や進行方向、前後進を操作し、航行していた。模型が3階の「船のしくみ」のエリアに展示されているので、合わせてみてほしい。航海甲板には、ほかにカプセルの中にゴムボートが収納された救命筏や、海面に投下されたゴムボートを集めて引いて航行する救命艇も設置されている。
【函館市青函連絡船記念館 摩周丸】
・住所/北海道函館市若松町12番地先
・問合せ/0138-27-2500
・開館時間/4~10月:8時30分~18時(入館は17時まで)、11月~3月:9時~17時(入館は16時まで
・休館日/無休(工事、船舶検査等により臨時休館する場合有り)
・入館料/一般500円、児童・生徒250円、幼児・未就学児は無料
・交通アクセス
(徒歩)JR函館駅から函館山方向へ徒歩約4分
(車)函館空港から約20分
(バス)96系統「函館駅前」行きで約20分、「函館駅前」で下車し、徒歩約4分