1. 「赤れんが庁舎」背面の眺望/札幌市

「赤れんが庁舎」背面の眺望/札幌市

【投稿日】2015年07月01日(水)| 北海道発

シンプルな〝後ろ姿〟も秘かな魅力

札幌の観光名所「赤れんが庁舎」は、明治21年(1888)から約80年間にわたって北海道政を担った場所。新庁舎ができた昭和43年(1968)、北海道百年を記念して創建時の姿に復元され、翌昭和44年(1969)には国の重要文化財の指定を受けた。実は明治42年(1909)、火災で内部を全焼するも、唯一残ったのが、れんが壁だ。訪れた際は、建物の周囲を歩き、明治の面影を味わってほしい。

壮麗な外観を楽しむ意外な鑑賞スポットが、道庁の駐車場。ここからは、「赤れんが庁舎」の後ろ姿を眺めることができる。その特徴は、2基の煙突がそびえるシンプルなデザイン。ベイ・ウンドウやアーチなど多彩な意匠が施された正面と雰囲気の違うスマートさを楽しめる。また、ここはかつて、馬車を乗り付けた場所。名残はないものの、馬が行き交う往時の風景を想像しても面白い。

道庁の駐車場へは、新庁舎側に入口があるほか、「赤れんが庁舎」をぐるっと回って行くことも可能。その際は、脇玄関のある南北両側の様子もチェックすると、バリエーションに富んだ建物の面白さがよくわかるだろう。

【住所】北海道札幌市中央区北3条西6丁目
【電話番号(問い合わせ)】011-204-5019(北海道総務部総務課)
【交通】地下鉄:南北線さっぽろ駅から徒歩約6分
    JR:札幌駅地下歩行空間11番出口から徒歩約3分。
【開館時間】8時45分~18時
【休館日】年末年始(12月29日~1月3日)
【入館料】無料
【駐車場】なし

【投稿日】2015年07月01日(水)【投稿者】たびらい編集部

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