「赤れんが庁舎」の前庭/札幌市
【投稿日】2015年07月01日(水)| 北海道発
季節で移り変わる花々や茂る緑に癒されて

札幌の観光名所「赤れんが庁舎」の前に広がる豊かな緑は、植物園のような雰囲気が漂う。1万8000平方メートルの敷地には、98種1030本もの植物・樹木が共生。5月はサクラやライラック、6月はキショウブ、7月にはスイレンやハマナスなどの花が咲き、秋にはイチョウが真っ黄色に。園庭をゆっくり歩き、木々や花越しに赤れんがを眺めるのもおすすめの過ごし方だ。
実はここは、開拓使が輸入した果樹を試験栽培する果樹園だった場所。赤れんが庁舎が建設された明治21年(1888)、果樹園を移転したのに伴い、新しい木を植樹して現在の前庭へとつながった。今ではすっかり緑が茂り、秋には時折エゾリスが訪れることもあるという。サクラ舞う春、緑萌える夏、紅葉の秋、そして雪景色の冬。どの季節も美しく、いつ来ても見応えのあるおすすめスポットだ。
【住所】北海道札幌市中央区北3条西6丁目
【電話番号(問い合わせ)】011-204-5019(北海道総務部総務課)
【交通】地下鉄:南北線さっぽろ駅から徒歩約6分
JR:札幌駅地下歩行空間11番出口から徒歩約3分。
【開館時間】8時45分~18時
【休館日】年末年始(12月29日~1月3日)
【入館料】無料
【駐車場】なし
【投稿日】2015年07月01日(水)【投稿者】たびらい編集部