箱館高田屋嘉兵衛資料館
【投稿日】2015年06月15日(月)| 北海道発

明治36年(1903)に建てられた石造りの1号館と大正12年(1923)に建てられた鉄筋コンクリート造りの2号館の2棟からなる、「高田屋嘉兵衛(たかだやかへえ)」の資料館。どちらも海産商の倉庫として建てられ、漆喰の外壁や桟瓦葺の屋根など和の意匠が取り入れられている。
高田屋嘉兵衛とは、私財を投じて函館の発展に尽力した豪商。文化8年(1811)に千島列島を測量していたロシア軍艦の艦長が約2年3ヶ月日本に拘留され、後に小説やテレビドラマの題材にもなった「ゴロウニン事件」の解決を図った人物としても有名だ。

館内には、北前船にまつわる品や高田屋の生活用品、古文書などのほか、日本最古のストーブを復元したものも展示されている。
【箱館高田屋嘉兵衛資料館】
・住所/北海道函館市末広町13-22
・問合せ/0138-27-5226
・営業時間/9時~17時
・定休日/木曜(祝日の場合は翌日)、年末年始、冬季休館の場合有り
・交通/(車)JR函館駅から車で約6分
(電車)JR函館駅から市電5系統「函館どつく前行き」または2系統「谷地頭行き」で約5分、「十字街」で下車し、徒歩で約5分
(バス)JR函館駅から市電5系統「函館どつく前行き」または2系統「谷地頭行き」で約5分、「十字街」で下車し、徒歩で約5分
【投稿日】2015年06月15日(月)【投稿者】たびらい編集部