1. いろは

いろは

【投稿日】2015年06月15日(月)| 北海道発

明治41年(1908)に建てられた当時最先端の和洋折衷建築

歴史的な和洋折衷建築が雑貨店に

函館で仕事をしていた海産商が、倉庫があり船の出入りで賑わうこの地に、職人の腕をふるわせ建てたという、当時の最先端をいく和洋折衷建築。和洋折衷建築とは、1階が格子窓などを特徴とした和風、2階が縦長の上げ下げ窓や軒蛇腹などを特徴とした洋風の建物のこと。開港場として発展し、いち早く外国の文化を取り入れていった函館を象徴する建築物だ。

風情のある店内に所狭しと様々な雑貨が並ぶ

現在は雑貨店として再利用されていて、和テイストの日用品や文房具、洋風のキャンドルやアロマオイル、ナチュラルテイストの衣服など多種多彩。外壁を塗り直した以外は大きな改装はしておらず、当時の雰囲気を残したまま。木の床のきしみや天井を這う碍子(がいし)引線といわれる配線など、店内にも風情がある。この辺りには、和洋折衷建築が多く建ち並び、「いろは」同様、店舗として再利用されているところもある。

【いろは】
・住所/北海道函館市末広町14-2
・問合せ/0138-27-7600
・営業時間/10時~19時
・定休日/無休(1月~GW前まで月曜定休)
・駐車場/無料駐車場有り
・交通/(車)JR函館駅から車で約6分
    (電車)JR函館駅から市電5系統「函館どつく前行き」または2系統「谷地頭行き」で約5分、「十字街」で下車し、徒歩で約4分
    (バス)JR函館駅から「元町・ベイエリア周遊号」で約9分、「金森洋物館・BAYはこだて前」で下車し徒歩約3分

【投稿日】2015年06月15日(月)【投稿者】たびらい編集部

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