「サッポロビール博物館」の外観
【投稿日】2015年05月21日(木)| 北海道発
明治期の雰囲気を現在に残す、北海道遺産

サッポロビール博物館の建物は、もとは1890年に札幌製糖会社の工場として建設されたもの。製糖会社の解散後、1903年に札幌麦酒会社(サッポロビールの前身)が買い受け、精麦工場として1965年まで使用された。博物館として生まれ変わった現在も、赤レンガ壁やレンガ造りの煙突など、当時の姿をそのまま残す。そんなサッポロビール博物館の建物は、明治期から〝産業のまち〟として栄えた「札幌苗穂地区の工場・記念館群」の一施設として、北海道遺産にも選定されている。
屋根や窓など各所に配された赤い星のマークは、北海道開拓のシンボル。フロンティアスピリットと、ビール作りに懸ける先人たちの情熱がこめられている。この星印を、緑豊かな散策路を歩きながら全部でいくつあるのか数えてみるのも一興だ。夏は緑に、秋には赤く色づくツタも表情豊か。サッポロビール博物館は館内だけでなく、外からの見学も楽しめる。
■サッポロビール博物館
【住所】北海道札幌市東区北7条東9丁目1-1
【開館時間】11時30分~20時
※プレミアムツアー最終回 18時30分
※スターホール ラストオーダー 19時30分
【休館日】大晦日・臨時休館日
※毎週月曜日(祝日の場合は翌日)は、見学のみ可能
【駐車場】あり
【問い合わせ】TEL.011-748-1876
※北海道工場、サッポロビール博物館共通
【公式サイト】http://www.sapporobeer.jp/brewery/s_museum/
【投稿日】2015年05月21日(木)【投稿者】たびらい編集部