アイヌの伝説をベースにした物語で白蛇と姫が神秘的に舞う

「白蛇姫まつり」は、大雪山国立公園の南端に位置する然別湖畔(しかりべつこ)を舞台に、毎年7月の第1土曜日に開催される恒例のイベントです。
このイベントは、凶年の年に白蛇の化身が現れ、湖でオショロコマを得て飢えをしのいだというアイヌの伝説として創作された「白蛇姫物語」がベースとなっており、毎夏、湖の守り神である女神に一年の豊作と安全を祈願して行われます。
ライトアップされたステージでは、全長約13メートルと全長約8メートルの2匹の白蛇親子を操るダイナミックな「白蛇姫舞」が披露されます。2匹の大蛇が交差しながらうねる姿や暗闇から突然現れる場面など、見どころが満載です。
また、アイヌ伝統舞踊や、アイヌ民族に伝わる楽器“ムックリ”の演奏なども楽しめたりと、アイヌ文化を間近で体感できる貴重なイベントです。