磯金「生キンキ浜の味の煮付け」/札幌市
【投稿日】2013年11月02日(土)| 北海道発
地域ならではの独特の食べ方でアレンジするのが楽しい「キンキ」

朱赤色の体や頭部の鋭いとげ、大きな口と目が特徴のフサカサゴ科の魚を北海道では一般に「キンキ」と呼ぶ。旬は冬だが、1月後半から3月後半位までは流氷があるため獲れない。網走では主に延縄漁という漁体に傷が付かないような漁法で漁獲されるため、鮮度が良く市場では網走産の「釣きんき」として有名だ。肉質は柔らかめで脂肪が多く、調理法は煮付け、干物、刺身、にぎり、しゃぶしゃぶ、鍋など。5分くらい茹で、ウスターソースや醤油をかけて食べる「お湯煮」は、漁港の町では当たり前の食べ方だ。
昔はよく獲れたので、手間をかけず素材のよさを知るからこそできるシンプルな食べ方のお湯煮は一般的だった。しかし現在では、北海道における漁獲量は減少傾向にあるために高価な魚の一つとなってしまった。そんなキンキを札幌で食べるなら「磯金」がおすすめ。ちょっと濃い目の味付けは、旅の疲れを癒してくれるだろう。
【住所】北海道札幌市中央区南4条西2 南4西2ビル10F
【交通】地下鉄:東豊線豊水すすきの駅から徒歩約1分、南北線すすきの駅から徒歩約3分
【駐車場】なし
【電話番号】011-252-1733
【営業時間】月~木・日曜 17時~23時(ラストオーダー22時30分)
金・土・祝前日 17時~24時(ラストオーダー23時20分)
【定休日】不定休
【備考】URL http://isokin.jp/
【投稿日】2013年11月02日(土)【投稿者】たびらい編集部