義経神社例大祭|義経伝説の残る平取町で夏の「神輿渡御」を楽しむ
【投稿日】2020年07月16日(木)| 北海道発
義経伝説の里・平取町の夏の風物詩

平取町(びらとりちょう)の「義経神社」は、蝦夷地探検の命を受けた近藤重蔵らによって、寛政11年(1799)に義経の御神体が安置され祀られたことをはじめとする古い歴史を持つ神社です。

▲義経神社。平取町の高台にあり、施設規模も大きい。訪れる価値大いにありのスポットです。
源義経は文治5年(1189)に兄・源頼朝に追われ、岩手県の衣川で生涯を終えたとされていますが、北海道の各地には義経が生き延び、蝦夷地に渡ったとする伝説が多く残されています。多くの伝説は、道南や積丹半島の日本海側に残っていますが、平取町にも義経の名のついた場所が多くあります。


▲境内には、優れた騎馬武者として知られた源義経のお守りや馬の像など多数のアイテムが。レトロさ、デザインもあいまり、いただきたくなるものばかりです。
この神社で毎年8月に実施される「義経神社例大祭」は、白装束を身にまとった担ぎ手が「神輿渡御(みこしとぎょ)」を行う伝統行事です。笛や太鼓の音と掛け声が町内に響き渡り、義経伝説の里である平取町の夏の風物詩となっています。
また、神社境内や鳥居前広場では、子ども相撲や子ども盆踊りをはじめ、特産品が当たるジャンケン大会などの催しが楽しめる「義経ふるさと祭」も同時開催! ほかにも、神もちまきやYOSAKOIソーラン演舞など、多彩なイベントが実施されます。(年度によりイベント内容は異なる場合があります)
【投稿日】2020年07月16日(木)【投稿者】たびらい編集部