すすきのから円山へ…北海道アレンジされた江戸前寿司を味わう

生の握りだけでなく北海道の食材を活かしながら江戸前の技術を使った寿司を提供し続けている「すし善」。現在本店は円山公園近くにあるが、もともとは昭和46年(1971)にすすきので開業した。
店内には「花」「雪」「月」の3つのカウンターと20名様まで利用できる広間もある。それぞれ静かで落ち着いたしつらえで、寿司の「粋」と「活き」を楽しめる。
店主の嶋宮勤氏は、平成20年(2008)度に卓越した技能者厚生労働大臣表彰「現代の名工」(長年、すし料理人として従事し、特に伝統的な仕込みの技能や握り寿司の技能を有し、また海外まで目を向けて後進の指導にあたり若手育成に情熱を注いでいる。ということが認定趣旨)を、平成23年(2011)「秋の黄綬褒章」(その道一筋に業務に精励し衆民の模範の者を対象に授与される)を受章している。