1. エフエフ|空気と水がおいしいニセコの森の一画で生まれる手作りヴルスト

エフエフ|空気と水がおいしいニセコの森の一画で生まれる手作りヴルスト

【投稿日】2018年07月06日(金)| 北海道発

ニセコでソーセージを。エフエフの名品

近年、国内外からの旅行者で賑わうニセコエリアの中でも、ヨーロッパの山村を思わせる閑静なエリア、ニセコアンヌプリスキー場の麓にある手作りハム・ベーコン・ソーセージ工房の「エフエフ」。

1980年代、日本ではまだ手作りソーセージが珍しかった頃、オーナーの佐々木実さんは一念発起し、道内のハム工房から本場ドイツ・ニュールンベルへに修行に出かけ、1年間、マイスターのもとでソーセージ作りを学びました。

ニュールンベルクの工房では、早朝3時から仕事をする毎日でしたが、本場のソーセージを毎日食べられるおいしく楽しい日々だったそうです。帰国後は、縁があって再び北海道、ニセコアンヌプリの麓へ。

ニセコソーセージ/エフエフ1
ニセコソーセージ/エフエフ5

ドイツでは街ごとに伝統のソーセージがあり、その街々で味つけや香辛料の配合が異なるそう。

エフエフでは、そのレシピを日本人好みに調整して脂肪や塩分を抑え、発色剤以外の添加物を加えないドイツ伝統の製法はそのままに、現在は定番商品10数種のほか季節限定品などを作っています。

ニセコソーセージ/エフエフ2
ニセコソーセージ/エフエフ6

ひとつ一つが手作業のエフエフでは、ソーセージを作る工程も1週間がかり。鮮度を保つため、一定の時間内に肉をばらさなくてはならず、その日は深夜1時から作業を開始します。気温や湿度など、その日その時の環境を考慮し、肉の状態と対話しながら作り上げるソーセージ。

たとえばソーセージの場合、味の決め手のひとつ、新鮮な肉は北海道内産ポークを使っています。添加物をほとんど使わないエフエフのソーセージは、豚肉のそのものと甘い脂のうまみを感じるやさしい風味が特徴です。それは、噛みしめてうまみを感じた後の”あと味”が名残惜しいほど。

ニセコソーセージ/エフエフ3

▲「沖縄が大好き!」と顔をほころばせる佐々木さん夫婦の南国を思わせる、優しい雰囲気そのままの温もりある店内

工房は、ショップとランチコーナーを併設し、夏期は定休日以外の毎日、お店でランチやビールをいただけます(冬期は週末のみランチ営業)。

ニセコソーセージ/エフエフ7

▲「焼きソーセージ・セット」のサラダ。赤いピメント(パプリカ)と豚タンがアクセントのツンゲブルストト季節の野菜はお互いの味を引き立て合います。

特にランチメニューの「焼きソーセージ・セット」は、直火で炙った数種類のソーセージやハムを季節の野菜のサラダ、パンと一緒にいただけるとてもお得なメニュー。ビールと一緒にいただきたくなります。

ニセコソーセージ/エフエフ9

エフエフは道の駅ニセコビュープラザのフリースペース棟に出店しており、手軽なホットドッグやビールなどを販売しています。焼きたてを提供するため、注文してから出来上がるまで少し待ちますが、焼きたては食感抜群。

ソーセージはプリッ! パンと野菜の食感も損なわれておらず、食べ応えあり。一番のおすすめは「ニセコドッグ」。スタンダードなホットドッグですが、シンプルだからこそ味の本質が分かる一品ですよ。

■ハム・ベーコン・ソーセージ Eff Eff(エフエフ)
【メニュー例】「焼きソーセージ・セットランチ」1,200円(税込)
【住所】北海道虻田郡ニセコ町ニセコ483-1
【交通アクセス】JR:函館本線ニセコ駅からニセコバス昆布温泉・ニセコ山の家方面行きで12分、アンヌプリスキー場下車すぐ
    車:札幌中心部から約2時間(国道230号経由)

【営業時間】
夏季(7~8月)
【営業時間】ショップ・ランチコーナー 9時 ~17時
【定休日】毎週火曜・水曜

夏季以外
・ショップ
【営業時間】9時~17時
【定休日】毎週火曜・水曜
・ランチコーナー
【営業時間】11時~15時
【営業日】毎週金曜・土曜・日曜のみ営業

【駐車場】有
【問い合わせ(TEL)】0136-58-3162/手作りハム・ソーセージ&レストラン エフエフ
【公式サイト】http://nisekoefef.jp/

【投稿日】2018年07月06日(金)【投稿者】たびらい編集部

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