昭和60年(1985)に誕生した北海道を代表するゆるキャラの一つ

後志管内の岩内町は積丹の付け根にある町。農業漁業が盛んで、北海道で一番早くスケトウダラ延縄漁に着手した町だ。その町にマスコットキャラクターが登場したのは昭和60年(1985)。スケトウダラをモチーフにした「たら丸」だ。ねじり鉢巻を頭に締め、ゴム長靴を履いた猟師スタイルで手には岩内町名産のアスパラを持っている。そして双子の妹「べに子ちゃん」、年の離れた弟「ぴん助くん」がいる。
たら丸の趣味は岩内町内の温泉でまったりくつろぐことで、特技はゆるキャラバトルロイヤル相撲、ゆるキャラフットサル、ニセコいわない国際スキー場でスノーボード。好物は寿司・アスパラ・鰊漬け・深層水だ。
たら丸は平成16年(2004)、平成20年(2008)にテレビ出演し、一躍全国に知られる存在となった。地元岩内町民に愛され続けているキャラクターで、商店街のシャッターやポイントカード、看板やマンホールなど、町内の至るところでたら丸の姿を見ることができる。観光客にも人気で、ストラップ、マグカップ、ぬいぐるみなどいろいろな種類のたら丸グッズが販売されている。また、道の駅「いわない」では、たら丸のガチャガチャがありこちらも人気。